優しいカレが豹変!? 隠れモラハラ男の危険サイン6
2017/09/12(火)
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(C)2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会

【おまけ】男を狂わせてしまったあとの対処

モラハラ男と穏便に別れるには?

男性にモテる、男性が夢中になる女性は魅力的です。ただ、付き合う男性をボロボロに狂わせてしまう女性は、本人も最終的に幸福にはなかなかありつけません。物を買ってもらったり、下僕のように働いてもらったりはできるかもしれないですが、その男性が幸せにしてくれるかというと疑問です。特に別れ際、下手にこじれるとそれこそ危害を加えられるなどのリベンジ被害にあうことだって考えられます。

まず、自分の男が若干不審な行動をとるようになったり、心が不安定になったりした場合、付き合っている状態で他の男性と関係を持つのは危険です。安全に別れるために新しい彼氏に協力してもらう、という事例を多く見てきましたが、うまくいけばいいものの、火に油を注ぐ要領で逆上させ、危険な目にあった人も少なくありません。かといって誰にも相談していないと、万が一危ない目にあったときに助けてもらうことができませんから、できれば頼りになる女友だちか警察や弁護士など、プロに相談するのがおすすめです。

また、“今”は一緒にいたくない、だとか、“しばらく”別れたいなどの留保をつけて、彼をキープしたり、穏便に引き延ばしたりしようとするのも危険。狂わせてしまった男性の思考回路は常時のそれとちょっとずれていて、聞きたくない情報を聞かず、好意的な言葉ひとつを100倍にも膨らませて信じてしまうことがあるからです。ちょっとでも可能性がある、というような思わせぶりの態度を取らず、どんなに向こうが抵抗してもきっぱりと関係を断ち切らないと、いつまでもその泥沼から抜け出せなくなります。

Text: Suzumi Suzuki

  • 鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)など。
    Twitter:@Suzumixxx
    http://lineblog.me/suzukisuzumi/

  • (C)2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会

    『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』
    「力まないカッコいい大人」奥田民生に憧れる編集者コーロキ(妻夫木聡)が、おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動。仕事で出会ったファッションプレスの美女、天海あかり(水原希子)にひと目惚れしたコーロキは、あかりに見合う男になるべく、仕事に精を出し、デートにも必死に。しかし、やることなすことすべてが空回り。あかりの自由すぎる言動に振り回され、身も心もボロボロになった頃に、事件が起きる。2017年9月16日(土)より、全国ロードショー。
    http://tamioboy-kuruwasegirl.jp/

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