優しいカレが豹変!? 隠れモラハラ男の危険サイン6
2017/09/12(火)
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(C)2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会

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地方の男子校から有名大学進学組

東京などの大都市出身の男性よりも、地方出身の男性の方がどちらかというと考え方が保守的で、よく言えば男らしく頼りになり、悪く言えば男尊女卑である場合は結構あります。例えば部屋にゴキブリがでた、というようなハプニングに対して、女性と一緒に逃げ回るのは自然に慣れていない東京の男性の方が多いとか。それだけではありませんが、そういった意味で、野性味のない都会男子と比べると、ある種の女性の目にはとても魅力的に映るのが地方出身の男性です。

ただ、上京組、特に地方の男子校出身者のなかには、いわゆるテレビドラマやストリート雑誌的な青春を我慢して勉強やスポーツ、男同士のお祭りごとに時間を割いたからか、大学あるいは会社に入った後、女性との関係に期待しすぎている男性がいます。夢をみることは大変結構ですが、過度な期待は当然、簡単に裏切られることも。東京に出てきたからといって急にコミュニケーション能力が上がるわけでも、いきなりいい女と出会うわけでもないからです。そういう男性も、経験として早めに裏切られれば別にどうってことないと、現実と折り合いをつけるようになります。

しかし、なまじ有名大学に入るとそれなりに女性と出会ったりモテたりすることもあるので、自分の価値を見誤り、期待も温存したまま年を重ねることになります。長年、「自分は我慢の高校時代を経て、なりたい自分になれた」と感じたままだと、裏切られたときの反動は大きくなるもの。ちなみに、そのなかでも、女兄弟がいる男性は比較的変化に強く、女性への過度な期待も持っていないことが多いので安心です。

Text: Suzumi Suzuki

  • 鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)など。
    Twitter:@Suzumixxx
    http://lineblog.me/suzukisuzumi/

  • (C)2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会

    『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』
    「力まないカッコいい大人」奥田民生に憧れる編集者コーロキ(妻夫木聡)が、おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動。仕事で出会ったファッションプレスの美女、天海あかり(水原希子)にひと目惚れしたコーロキは、あかりに見合う男になるべく、仕事に精を出し、デートにも必死に。しかし、やることなすことすべてが空回り。あかりの自由すぎる言動に振り回され、身も心もボロボロになった頃に、事件が起きる。2017年9月16日(土)より、全国ロードショー。
    http://tamioboy-kuruwasegirl.jp/

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