効率的なスケジュール、充実した取材環境。トロント映画祭です
効率的なスケジュール、充実した取材環境。どうも、トロント映画祭です。カナダが誇る北米最大の国際映画祭、だから登場セレブも支援する企業もとっても豪華! 現地時間9月17日(日)に閉幕したトロント映画祭2017の魅力をエディターがざっくりまとめました。
地元ブランドもスぺシャルナイトを開催
レッドカーペットはないものの、一般上映会のなかでもとくに注目される作品を鑑賞できる「スペシャル・プレゼンテーション」をサポートしているのは、日本でも人気のダウンアウター「カナダグース」。若きイケメン首相、ジャスティン・トルドーも支持するこのブランドが映画祭に合わせて開催したのは、ブランド60周年記念パーティー。
カナダ人ラッパー、ドレイクとファッションラインも展開し、「ヴェトモン」「マーク・ジェイコブス」などヒップなブランドとのコラボレーションは世界中で話題になった「カナダ・グース」主催のパーティとあって、ケイト・アプトン(右)やオリビア・カルポ(左)などのセレブが来場。ちなみに真ん中はNBCのキャスター。
トロント映画祭ではカナダ映画を表彰する賞があり、その名も「カナダグース賞」。今年はロバン・オベール監督の『Les Affamés』が受賞。なんと賞金3万ドルつき! 結構太っ腹。
https://www.youtube.com/watch?v=AfBRL2fjJSw
しかしそれ以上に驚いたのが、シークレット・ゲストとしてやってきたのがケンドリック・ラマーだったこと。300人ほどしかいない会場に突然現れたせいか、距離感が近過ぎて嘘だと思ったのか、会場一瞬フリーズ。からの大盛り上がり。でも、生ケンドリックなんて贅沢すぎるからきっと2、3曲で帰るよね……という大方の予想を裏切り8曲ほどを熱唱し、立派なコンサートとして大満足。
今年のグラミー賞6冠の大物のライブでトロント映画祭参加者をお出迎えしてくれると知っていたら、同じ時間帯に開催されていたHFPA(ハリウッド外国人記者協会)主催パーティに行かざるをえなかったハリウッドセレブのなかにも、こっちに来たかった人が何人かいたはず。