効率的なスケジュール、充実した取材環境。トロント映画祭です
効率的なスケジュール、充実した取材環境。どうも、トロント映画祭です。カナダが誇る北米最大の国際映画祭、だから登場セレブも支援する企業もとっても豪華! 現地時間9月17日(日)に閉幕したトロント映画祭2017の魅力をエディターがざっくりまとめました。
秘密のVIPルーム
トロント映画祭はお・も・て・な・しも充実。各企業がこぞって協賛もしくはスポンサードしていて、来場者にいろいろな形でアメニティを提供。代表的なのは、「ロレアル パリ」が用意するガラス張りのVIPルーム。
中心地にドーンとそびえるロイ・トムソン・ホールのレッドカーペットすぐ脇に設置されたココは、各メディアやインフルエンサー、そしてVIP顧客が入れるエクスクルーシブなお部屋。入り口で受付を済ませると、まずはウェルカムドリンクでおもてなし。
ここに招待されると、自動的にガラ(レッドカーペット付き上映会)の招待席に座れて映画が見られる。映画を観る前に、軽食を食べ、ゆっくりとシャンパンを楽しみながら、レッドカーペットに入っていくセレブたちを、上からゆったりと眺める特典付きというわけ。ガラは大抵人気作品のため、セレブを見ようとかけつける一般客やメディアでぎゅうぎゅう。それを横目にリラックスして俳優陣や監督たちの姿を堪能できる幸せ。その後、「ロレアル パリ」用に確保された特別席に案内され、完璧な映画鑑賞が楽しめる。さすが、メインスポンサー。
5年ほど前から設置しているブースは決してVIPのためだけにあるのではなく、誰でも並べばメイク体験が受けられるメイクコーナーも隣接。せっかく競争率の高いチケットを買ってプレミア上映会に行くんだし、メイクも完璧に……という、一般市民も参加できる映画祭ならではのうれしいサービス。