アスガル・ファルハーディー監督、移民の入国を禁止する大統領令を批判
外国語映画賞にノミネートされていたイランの『The Salesman(原題)』の監督のアスガル・ファルハーディーは授賞式を欠席。イスラム教徒の多い7か国の国民の入国を拒否するというドナルド・トランプ大統領の大統領令に対する抗議の表明だった。『The Salesman(原題)』が受賞するとイラン系アメリカ人の技術者であり実業家のアニューシャ・アンサリがステージに上がり、監督のメッセージを代読した。「今晩、皆さんと一緒にその場にいないことを残念に思います。私が欠席したのは移民の入国を拒否するという非人道的な法律によって蔑まれた、私の祖国と他の6か国の人々に対する尊敬からです」。
Asghar Farhadi, who did not attend the #Oscars, in a statement following his win for Best Foreign Language Film. https://t.co/NyoIMBXzow pic.twitter.com/Wc0ckly36j
— ABC News (@ABC) 2017年2月27日
外国語映画賞の受賞を受け、欠席したアスガル・ファルハーディー監督の手紙が発表される。
— ABCニュース
Translation : Yoko Nagasala Photo: Getty Images