エズラ・エデルマン監督、賞を警察の暴力の犠牲者に捧げる
長編ドキュメンタリー賞に輝いた『O.J.：メイド・イン・アメリカ』はアカデミー賞史上最も長い映画の1つである。しかし監督のエズラ・エデルマンの受賞スピーチは映画に比べてずっと短く、優しさに満ちたものだった。まず賞をO.J.シンプソン事件の犠牲者ロン・ゴールドマンとニコール・ブラウンに捧げた監督。そしてこう続けた。「この賞を、警察による暴力や残虐行為、人種差別による暴力や犯罪とも言える不正の犠牲になった人たちにも捧げます。これはロンとニコールの物語であり、そういう犠牲者の物語でもあります。彼らの代わりにこの賞を受け取ることができたことを誇りに思います」。ちなみにエデルマンの母は公民権活動家のマリアン・ライト・エデルマン。
Translation : Yoko Nagasala Photo: Getty Images
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