特集 2016/12/14(水)

クリスマスシーズンに見直したい! 映画『ラブ・アクチュアリー』の知られざるエピソード22

クリスマスのロンドンを舞台に様々な男女の恋愛模様を描いた『ラブ・アクチュアリー』。制作秘話から役作りの裏話まで知られざるトリヴィアを大公開! 改めて見直したくなること間違いなし!

13.ヒュー・グラント、ノリノリのダンスシーンはやりたくなかった
 
1日の仕事を終えた後、首相官邸で踊る首相のデーヴィッド(ヒュー・グラント)。お尻を振ってダンスする姿はなかなか決まっているけれど、実はヒューはこのシーンを演じたくなかったとか。監督曰く「ヒューはずっとこのシーンをカットして欲しがっていたんだ。だから撮影も最後の日だった。でもものすごくうまく撮れた。うまく撮れ過ぎたくらい。ヒューは踊りながら歌ってくれたんだ」とか。ちなみにそのシーンを1/3の長さに編集するのは「とてもつらかった」と監督。
 
 
14.あの記者会見に、現職首相もコメント
 
記者会見でアメリカ大統領(ビリー・ボブ・ソーントン)に「いじめっ子の友達はいらない」ときっぱり告げる首相のデーヴィッド(ヒュー・グラント)。実はこのシーンはイギリスで「実際の首相もこうあってほしい!」という世論が巻き起こるほど注目を集めたそう。2003年の公開当時首相だったトニー・ブレアはその2年後「みんなが私に『ラブ・アクチュアリー』のヒュー・グラントのように、アメリカにはっきり言い返して欲しいと思っているのは知っている。でも映画と現実は違う。現実には明日があり、来年があり、残りの人生がある。安易な賞賛が引き起こすダメージについて考えないといけないんだ」とコメント。デーヴィッドの人気がよっぽど羨ましかったらしい……。

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Translation & Text: Yoko Nagasaka Photo: Aflo

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