特集 2016/12/14(水)

クリスマスシーズンに見直したい! 映画『ラブ・アクチュアリー』の知られざるエピソード22

クリスマスのロンドンを舞台に様々な男女の恋愛模様を描いた『ラブ・アクチュアリー』。制作秘話から役作りの裏話まで知られざるトリヴィアを大公開! 改めて見直したくなること間違いなし!

5.パーティシーンはノーギャラで!
 
イギリスにいてはモテない! とアメリカまで女の子をナンパに行ってしまうコリン(クリス・マーシャル)。ミルウォーキーのバーで3人の女の子とパーティするシーンをクリスはノーギャラで演じたとか。「楽しかったからタダでいいよ!」とギャラを返してきたそう。
 
 
6.「愛の告白」紙芝居に隠された秘密は?
 
マーク(アンドリュー・リンカーン)は親友ピーター(キウェテル・イジョフォー)の妻ジュリエット(キーラ・ナイトレイ)に片思い。ピーターとジュリエットの家に行き、ジュリエットに紙に書いたメッセージで愛を告白するシーンは涙もの! 実はあの紙芝居風のメッセージはアンドリューの直筆。彼が自ら「僕の字は綺麗だから!」とアピール、美術スタッフにお願いして書かせてもらったのだそう。
ちなみに書くメッセージを決めたのはリチャード・カーティス監督。5パターン書いて女性スタッフたちに読んで聞かせ、彼女たちから「一番センチメンタルではない」とジャッジされたものに決定。
 
 
7.エマ・トンプソン、渾身のアドリブを披露
 
夫ハリー(アラン・リックマン)からのクリスマスプレゼントにショックを受けたカレン(エマ・トンプソン)。ジョニ・ミッチェルの曲を聴きながら泣くシーンはなんとアドリブ! 監督によると「『2階に上がり、レコードをかけて、感情を露わにする』としか書かなかった。だからあのシーンはエマらしさで溢れているんだ」。ちなみにこのシーンは12回も撮り直ししたそう。
 
 
8.バーナードという名前には理由があった!
 
監督のリチャード・カーティスには大学時代、恋人を他の男に取られた悲しい過去が。男の名前はバーナード。そのためカーティス監督は自分の映画に出てくるイヤな感じの男にバーナードという名前をつけてリベンジしているそう。この映画ではハリー(アラン・リックマン)とカレン(エマ・トンプソン)の「恐ろしいほど嫌な息子」の名前がバーナ

2 / 6
1 2 3 4 5 6

Translation & Text: Yoko Nagasaka Photo: Aflo

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト