あなたが知らないディズニーアニメ版『美女と野獣』の12の真実
1991年11月に公開され、世界中の劇場で感動の嵐を呼び起こしたディズニー版アニメ『美女と野獣』。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」と並び、ラブストーリーの名作といわれるこの物語には他のディズニー映画とは少し異なる点が。それは「人を外見で判断してはいけない」という教訓を女の子にも男の子にも教えたこと。公開25周年を迎えた今年、実写版『美女と野獣』が制作され、ついに来年の3月17日(日本では4月21日)に公開。本日、ティザー予告映像が初公開された。そこで、新たな『美女と野獣』の誕生を記念してアニメーション版に隠された12の真実を大公開。コアなディズニーファンも知らなかったという驚愕の真実を早速チェック!
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ベルはディズニーのプリンセスの中で一番年上。ベルの声を演じたペイジ・オハラは、今年9月に25周年を記念して開催された上映会でこう分析したそう。「ディズニーが生み出したプリンセスの中で20代なのは彼女だけ。他のプリンセスはみんなティーンなのよ。だから彼女はとても成熟していて大人なの」。
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またベルを1990年代の女性として描いたと語っているのが脚本家のリンダ・ウールヴァートン。「白雪姫やシンデレラを批判しているわけではないわ。彼女たちもそれぞれの時代の価値観を反映している。でも私は過去のものではなく、90年代の女性を描きたかった。単に王子様が迎えに来るのを待っているだけではなく、自分で何かしたいと思っている女性をね」とウールヴァートン。オールコットの古典文学作品『若草物語』に出てくる自立心旺盛な次女ジョーにインスピレーションを受けてベルのキャラクターを作り上げたとか。
Translation & Text: Yoko Nagasaka Photo: courtesy of Beauty and the Beast via Facebook