【2000年代編】永久保存版!伝説の女優クロニクル
2017/07/21(金)
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'98年生まれ。映画デビューは『アイ・アム・サム』('01)で、実姉のダコタ・ファニングの幼少期を演じた。ソフィア・コッポラ監督の『Somewhere(原題)』('10)で評判を集め、『マレフィセント』('14)のオーロラ姫をはじめ、数々の作品に出演。昨年、高校を卒業したばかり。ソフィア・コッポラ『ザ・ガイルド(原題)』('17)ほか、公開待機作多数。

清らかな天使を卒業した十代の大物女優

エル・ファニング

まだ19歳のエル・ファニングも『ネオン・デーモン』 ('16年)と『夜に生きる』 ('16年) 、それぞれの作品でロサンゼルスにおいて堕落する若い娘を演じて、新境地を開いている。

  • 『夜に生きる』('16)
    禁酒法時代のボストンとフロリダを舞台にギャングとしてのし上がっていく男の生涯を追ったベン・アフレック監督・主演のノワール作品。エルはフロリダの警察本部長の娘で、女優志願の無垢な娘ロレッタの役。

文・選: 山崎まどか(ライター、コラムニスト)
Photo: AFLO、GETTY IMAGES

  • 山崎まどか
    映画、本、音楽などカルチャー全 般 に 精 通し、“乙 女 カルチャー”における日本の先駆者的存在。著書は『女子映画スタイル ときめきのガールズ・ムーヴィ』『女 子とニューヨーク』など。共著では『90年代アメリカ映画100』や、長谷川町蔵氏との『ハリウッド女子』もある。

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    今月号のエルは、1冊まるごと映画特集! 時代を超えて人々を魅了し続ける1950年代~現在までの女優たちを映画通が語る“伝説の女優クロニクル”や、スクリーンのなかのヒロインからおしゃれを学ぶ“おしゃれ映画で着こなしレッスン”、“下半期に見るべき新作シネマ”など、映画ファンならずとも永久保存版の一冊。そのほか、“相棒ウォッチの選び方”、“夏のビューティTIPS”、“台湾2泊3日10食の旅”など、さまざまなトピックスが目白押し。

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