爽やかイケメンの代表格、竹内涼真の爽やかすぎる素顔
2017/08/03(木)
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「過保護のカホコ」ではヒロインの加穂子と絡む美大生を演じる。 (C) NTV

役作りは悩まずにすぐ相談!

―今後、出てみたい作品はありますか?
 
みんなが絶対観る、国民的な作品にはやっぱり出たいですね。そうなると次は大河ドラマをひとつの目標にしています。この仕事をやるからには国民的な存在になりたい。父からは「大河に出たら、泣いちゃう」ってよく言われています。母は僕のエゴサーチばかりしていますね。「こう言われているよ?」とか言ってくるんですけど、僕は気にしないタイプなので、あまり覚えてないですけど(笑)。竹内家は祖母が7人兄弟で、親戚も多いんですが、全員僕の仕事を喜んで、楽しみにしてくれていると思います。テレビがいちばん、僕がどんな仕事をしているがすぐわかるので、喜んでくれます。
 
―お母さんは「今度、何やるの?」とか聞いてきますか。
 
仕事が決まったら自分から「今度これ、やるんだよ」って報告します。ずっと応援してくれているし、いつも楽しみにしてくれるので。
 
―この夏は連ドラ「過保護のカホコ」に出演中ですね。
 
僕がやる「麦野初」という役は、初めてやるタイプの役なんです。感情の起伏が激しくて、いろんな場面でいろんな表情を見せています。普段は臆病で自分の感情を外に出さないで、一定の相手以外は自分に近づかせない。本当は優しくて、人が好きで、熱い気持ちを持っているのに、伝え方が下手だから、なかなかいい奴だってわかってもらえない。言っていることはまともで、古臭い人間なんです。これで伝わっているかな(笑)。僕も手探りでやっていますが、とても面白い役だと思います。
 
―役作りや演出でわからないときは監督に聞きますか?
 
理解しないとできないタイプなんで、すぐに聞きます。特にドラマの撮影では、早い反応が必要なので、自分の思い込みではなく、監督から見てどうだったかは聞くようにしています。

(C)NTV

―「過保護のカホコ」はコメディーですよね。
 
それがコメディーだけではないんです。日常に埋もれていて、普段、誰もが思っていても言わないようなことを言葉で伝えるドラマ。誰もがきっと感じたことがあるだろうことを代弁してくれているようなところがあるんです。実際、やっている自分が、感動してしまって、苦しくなるときもある。僕側の気持ちやカホコ側の気持ち、いろんな角度で観る人がいると思いますね。
 
―やっていて、どんな場面で「あるある」と思ったんですか。
 
高畑充希さん演じるカホコの「就職先を見つけるために、とりあえず資格をとろう」っていうセリフに対して、麦野が「そういう考えのやつが多いから、専門学校の金儲けの手段になってんだよ。資格ってのはな、自分がやりたいことが決まったら取るもんだろうが。目的じゃなくて手段なんだよ」と言うセリフがあったんです。そういうことを言う人ってなかなかいないですよね。ちゃんと自分の話が届く人にしか言わないじゃないですか。脚本が遊川(和彦)さんなんですが、毎回毎回、監督と遊川さんと話し合いながら演じています。そういう意味では、この役は誰が演じるかで全く違う印象を与えるかもしれませんね。

Photo: Masahiro Yamamoto  Styling: Yoko Irie(tron)  Hair & Makeup: Tomokatsu  Sato  Interview & Text: Aki Takayama

  • 竹内涼真/1993年4月26日生まれ、東京都出身。13年、女性ファッション誌「mina」の男性専属モデルオーディション「minaカレグランプリ」にて、2457人の中からグランプリを獲得。14年、『仮面ライダードライブ』の主役に抜擢。その後、ドラマ『下町ロケット』や映画『青空エール』でさらに注目を集める。今年は出演映画『帝一の國』『ラストコップTHE MOVIE』が公開、NHK 連続テレビ小説「ひよっこ」に出演するなど、大活躍。ドラマ「過保護のカホコ」が放送中。写真集「1㎜」が発売中。日本メナード化粧品「薬用ビューネ」、ロッテ「モナ王」などCMで見せる爽やかな姿も話題を呼んでいる。

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