爽やかイケメンの代表格、竹内涼真の爽やかすぎる素顔
2017/08/03(木)
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楽しすぎた“帝一メンバー”でのポジションは自由

―『帝一の國』のときにも感じましたが、共演の方々とすぐに打ち解けられそうなタイプなのでは?
 
どうだろうなぁ。その現場によります。しゃべるのは好きなんですが、タイミングは見ますね。探ります。相手の気持ちを大切にしたいので、自分本位でぐいぐいいったりしません。ほとんど変わらないように見えて、現場によって少しずつ違うと思います。
 
―『帝一~』のチームは本当に仲がよかったですね。
 
めちゃめちゃよかったですね。全員、性格がまったく違うところが、意外とよかったのかもしれません。超仲がよかったので、番宣、キャンペーン、舞台挨拶……すごく楽しくて、最高でした。
 
―あのメンバーのなかでは、どういうポジションだったんですか。
 
あんまり、考えてなかったな。質問されたら、話をまとめるのはほとんど、まみやん(間宮祥太朗)で、あとは菅田(将暉)くん。僕は振られたことを全力で答えるだけでした。
 
―野村周平君がはじけているそばで、どんとしていて、落ち着いた印象を受けました。
 
たぶん彼がそういう役割を彼が担ってくれていたからで、基本的に僕もあっちタイプなんですよ。だから、野村くんがわさわさしていても、「静かにしなくていいのかな」とは一切、思わない。むしろ、その気持ちがわかるんです。場合によっては、僕がそうなっているときもありました。お兄さん的な存在はまみやんと菅田くんに任せて、僕は自由にふらふら、やっていました。

 

―そのとき、演じている役柄にもよるのかもしれませんね。
 
ちょっとは左右してくると思いますね。もちろん、自分自身、根本的なものは変わらないんですけど、なんかちょっと役によってしまうというか、その役になっている瞬間が多いときはあると思います。
 
―周囲のみんなから、「爽やか」って言われていたじゃないですか。世の中もそういうイメージを持っていると思うんですが、そんな風に思われることは自分ではどう思いますか。
 
うれしいです。自分ではあんまり、わからないんですけど、そういってもらえるなら、それにお答えしたい。……でも「自分って爽やかだな」なんて普通、思わないですよね(笑)?
 
―自分ではどんなところがそう思われるんだと思います?
 
いや、わからないですね。考えても、あんまり意味ないかなと思って。考えて逆に爽やかさを出そうとしても、別ものになってしまうと思う。普段、生活していて、自分では気付かない、無意識なところを見て、気づいてもらえたのかなと思っているので、何も意識せず、普通にしていようと思います。
 
―これまで、意識するようなことはありましたか。
 
これまではないです。一番最初にこの世界に入る前、お世話になった人に、「変わらないでね」と言われたんです。その時の感情を忘れないようにしたいし。そう心がけています。「調子に乗ってるね」「天狗になってるね」というのが一番、言われたくない言葉。波に乗るのはいいことだけど、「調子に乗ってる」って言うのはまた別じゃないですか。気づいたら、そうなっているものかもしれないので、本当にそこは気を付けたいと思っています。

Photo: Masahiro Yamamoto  Styling: Yoko Irie(tron)  Hair & Makeup: Tomokatsu  Sato  Interview & Text: Aki Takayama

  • 竹内涼真/1993年4月26日生まれ、東京都出身。13年、女性ファッション誌「mina」の男性専属モデルオーディション「minaカレグランプリ」にて、2457人の中からグランプリを獲得。14年、『仮面ライダードライブ』の主役に抜擢。その後、ドラマ『下町ロケット』や映画『青空エール』でさらに注目を集める。今年は出演映画『帝一の國』『ラストコップTHE MOVIE』が公開、NHK 連続テレビ小説「ひよっこ」に出演するなど、大活躍。ドラマ「過保護のカホコ」が放送中。写真集「1㎜」が発売中。日本メナード化粧品「薬用ビューネ」、ロッテ「モナ王」などCMで見せる爽やかな姿も話題を呼んでいる。

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