セレブコラム 2018/4/27(金)
松崎健夫の映画ゼミ

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』リューベン・オストルンド監督インタビュー!

これまで見てきた映画は約2万本! 『ZIP!』などで活躍中の映画評論家・松崎健夫さんが独自の視点で解説する「映画ゼミ」連載企画第12弾。今回は、第70回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いた映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のリューベン・オストルンド監督にインタビューを決行した。

もうすぐカンヌの季節がやってくるが、昨年の第70回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドールに輝いた映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)が遂に日本公開となる。本年度のアカデミー賞でも外国語映画賞候補となるなど注目の作品だが、今回の「映画ゼミ」では、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のリューベン・オストルンド監督にインタビューを敢行。作品の演出意図や影響を受けた映画人についても訊ねてみた。

★映画通が絶賛する『ザ・スクエア 思いやりの聖域』とは?

現代美術館でキュレーターを務めるクリスティアン(クレス・バング)。彼の人生は順風満帆にように見えたが、「ザ・スクエア」という地面に正方形を描いた作品を展示すると発表したことをきかっけに様々なトラブルが彼に降り掛かってゆく…。
『フレンチアルプスで起きたこと』(14)でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞に輝いたリューベン・オストルンド監督の最新作。第70回カンヌ国際映画祭にコンペ作品として出品され、最高賞のパルム・ドールを受賞した。
美術館の展示を題材に、毒とユーモアで人間の本性を暴いてゆく野心作。『ドラゴン・タトゥーの女』の続編にキャスティングされて話題のクレス・バングのほか、ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」でゴールデングローブ賞に輝いたエリザベス・モスも出演している。

【『ザ・スクエア 思いやりの聖域』予告編】

 

text: Takeo Matsuzaki  Photo: © 2017 Plattform Produktion AB / Société Parisienne de Production /Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS, Aflo, Getty Images

  • 松崎健夫(まつざき・たけお)

    映画評論家。『キネマ旬報』などに寄稿し、『WOWOWぷらすと』『ZIP!』『japanぐる〜ヴ』に出演中。共著『現代映画用語事典』ほか。

  • 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
    監督・脚本:リューベン・オストルンド
    出演:クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリー他
    配給:トランスフォーマー  
    4月28日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、立川シネマシティ他 全国順次公開
    http://www.transformer.co.jp/m/thesquare/

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