23年間もパートナーだった12歳年上の女優スーザン・サランドンに捨てられたのと同時期、企画中の映画がおじゃんになったのがティムにとって“中年の危機”のスタート。「何が僕を幸せにするのだろう？　今までやらずに後悔してることってあったっけ？」と自問自答した彼は、俳優業＆監督業を休業し、胸の内を歌にすべくアルバム制作。もともとシンガーソングライターとしての活動は続けてきたティムだけれど、音楽活動を本格化したのは人生初。プロデュースを買って出た友人ハル・ウィルナーが紹介してくれたミュージシャンとバンド、ティム・ロビンス＆ザ・ローグス・ギャラリー・バンドを結成し、2011年にアルバム発表。当初、アルバムタイトルをずばり「ミッドライフ・クライシス（中年の危機）」にするつもりだったらしいけれど、結局はバンド名をそのままタイトルに。これで気が済んだ今は俳優業を再開！