メル・ギブソン
『ブレイブハート』で監督賞を受賞し、名実ともにA級の映画人となったメル。でも10年ほど前に泥酔して運転している彼を見とがめた警察官に向かって反ユダヤ的&ミソジニスト(女性差別主義者)的な侮蔑の言葉を吐いて逮捕されたのをきっかけに、ハリウッドでは“ペルソナ・ノン・グラータ”扱い。娘までもうけたロシア人の婚約者に電話で吐き散らした暴言の数々も暴露され、常軌を逸したのでは? との噂も飛び交ったほど。出演オファーは激減し、男気のあるシルベスタ・スタローンも悪役でしか起用できないほど。今回の『ハクソー・リッジ』での監督賞ノミネートは、ハリウッドがメルの反ユダヤ発言を許した証と見られているけど、いい気になっちゃダメだよね。
Text : Peaches
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- セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!