アンドリュー・ガーフィールド×『ハクソー・リッジ』
オスカーだけでなくほとんどのメジャーな映画賞から無視されたマーティン・スコセッシ監督作品。下馬評では作品賞と監督賞のノミネート確実と見られていたこの映画は、撮影賞で候補になっただけ!? アカデミー協会が敬愛するスコセッシ監督が25年もの人生と情熱を捧げた人間(&宗教)ドラマにまったく共感しなかった理由はやはり、舞台が江戸時代の日本(&カトリック)だから! しかも見慣れた武士ではなく、圧政された農民や漁民ばかりが登場するので脳内が「?」となったのが敗因でしょうね。これまたアカデミー協会がついていけなかった(?)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に続くサプライズ。でも『ハクソー・リッジ』でアンドリュー・ガーフィールドが主演男優賞にノミネートされたのには『サイレンス』の熱演も加味されていたと思いたい。
Text : Peaches
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- セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!