【TIPS2】UVA/UVBをブロックするアイテムを
NYの皮膚科医、メリッサ・K・レビン氏によると、雲や雪、霧によって紫外線が遮断されることほとんどないのだとか。
「曇りの日であろうとも、日焼けによる肌ダメージは起きます。学説では5〜6回の日焼けで、メラノーマ(悪性黒色腫)が出現するリスクが倍増するといわれていますが、この皮膚がんを引き起こす作用は、冬の期間も蓄積されます。それにもかかわらず、2011年までFDA(米国食品医薬品局)は、日焼け止めがUVAに対しどのくらい遮断力があるかについて試験をしていませんでした。現在は、UVA/UVBの双方をカットするブロード・スペクトラム(Broad Spectrum)が一般的に。この表示があるアイテムであれば安心ですね」
アメリカ製のUVアイテムを購入する際は、この表示に注目してアイテム選びを行うのが賢い選択といえそう。
translation & text : Nathalie Lima Konishi、photo : Getty Images