特集(エディターズPICK)
2018/01/09(火)

まさか私も……? 地味にツラい“薄毛”の真実

ふと鏡を見たときに「あれ、こんなに分け目が目立ってたっけ?」とか、「トップのボリュームが出なくてヘアスタイルが決まらない!」なんてことはない? そこから「もしかして薄くなってきている!?」と不安になった人もいるはず。「女性でも多くの人が悩んでいる薄毛。でもきちんとケアすれば、美髪年齢は伸ばせます」と語るのは、アヴェニュー六本木クリニックの副院長、澤田彰史先生。原因やケア方法、気を付けておくべきことをチェックして、薄毛の悩みとさよならしよう!

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女性の薄毛の原因は、大きくこの4つ!

「薄毛の原因は大きく分けて4つあります。まずひとつは『生活習慣病』。不規則な生活や食生活が乱れた状態が続くと、頭皮に充分の血流が行かず、栄養分が送られませんので、健康的な髪の毛が生えにくくなってしまいます。

そして、ふたつ目は『女性ホルモン』です。この女性ホルモンが、健康な髪の毛を育むのにとても大切なのですが、加齢とともに徐々に減って行ってしまいます。なので、45歳くらいになると、それが原因で薄毛になりやすいというのがあるのですが、30代の人でも、さまざまな要因で女性ホルモンのバランスが崩れると、同じような状態になって、早くから薄毛に悩む原因となってしまいます。

3つ目は『ストレス』。過度なストレスがかかると、生活習慣病と同様、頭皮に十分な栄養が行き渡らず、髪を育てることができません。また円形脱毛症もストレスによるものと言われています。

最後に4つ目は『過度なダイエット』です。これも同じく頭皮にまで十分な栄養が送られず、段々髪の毛が細り、いずれ抜けていく……ということになってしまいます」(アヴェニュー六本木クリニック 副院長、澤田彰史先生)

  • 男性と女性は抜け毛のメカニズムが違うの?

    「『生活習慣病』から来る薄毛は、男性と女性どちらにも起こりうることですが、女性と違って、男性には遺伝的に毛根の根もとにある毛母細胞が男性ホルモンに反応しやすい体質の方がいらっしゃいます。そういう方は、食生活などに気を遣っていても、薄毛になってしまう可能性が。また女性の場合は、女性ホルモン「エストロゲン」の減少が薄毛を引き起こすという差があります」(澤田先生)

  • プロフィール

    澤田 彰史さん

    アヴェニュー六本木クリニック 副院長。群馬大学医学部卒、東京警察病院 形成外科嘱託医、日本形成外科学会認定専門医、日本抗加齢医学会専門医として、幅広い美容と医療の知識を持つ。

    <クリニック情報>

    アヴェニュー六本木クリニック

    東京都港区六本木7-14-7 トリニティビル5F

    tel:0120-766-639

    https://a6-clinic.com/

photo:GettyImages

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