特集(エディターズPICK)
2016/08/16(火)

エディターが心酔するフレンチフレグランス

連綿と長い歴史や文化を紡いできたフランスの香水は用途やシーン、そして香りのエスプリなど、時代に合わせてその姿を変えながら、今日も人々に愛されている。そこで今回はエディター陣の心を日々うっとりさせているフレンチフレグランスをピックアップ。

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7/7

オー デ メルヴェイユ/エルメス

ハグのような温かみが魅力

【出合ったきっかけ】
「夜の会合で、とある男性のつけていた魅惑的な香りに場が騒然。その気高い香りは何かと聞くものの、当人が覚えていたのは「エルメス」というブランド名だけ。翌日ブティックへ駆けつけて、香りの特長を伝えながら3種類の香水を腕に。ラストノートへと変化した夕方に、やっとふんわりとした“あの香り”と再会できました」
 
【香りの魅力について】
「ペッパーやウッディをベースとしたややスパイシーなトップから、フローラル系の香りを調合していないにも関わらず繊細で甘いローズ、アンバーのような香りへと変化。夏の火照った素肌や、冬にコートを脱いだ瞬間など、体温で温まるほどに香り立ちます」
 
【気分に与える影響は?】
「セクシーながらもほろ苦いニュアンスがあるので、個人的には男性にハグして貰っているような落ち着いた気分に。また、初エルメスともあり、大人の階段をまたひとつ登った気持ち。濃厚な香りなので肌には直接つけず、空中にひと吹きしてまといます」
 
【とっておきのエピソード】 
「新しいフレグランスにTRYする際、“3日間何も言われなかったら自身の雰囲気とマッチしていない”と判断するのがマイルール。 この香水に変えてからは「いい香り!」と褒められることがかなり多いので、相性はよさそう。たぐり寄せた名香と共に、メルヴェイユな(=素晴らしい)思い出を作りたいと目論み中」

  • Illustration: DAICHI MIURA

    Profile:エディターNATHALIE
     
    ファーストフレンチフレグランス:No.5/シャネル
    フレンチビューティアイコン:『Le Petit Prince』に登場するバラ
    あなたにとって香りとは:フランスと自分を繋ぐもの 

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