特集(エディターズPICK)
2016/08/16(火)

エディターが心酔するフレンチフレグランス

連綿と長い歴史や文化を紡いできたフランスの香水は用途やシーン、そして香りのエスプリなど、時代に合わせてその姿を変えながら、今日も人々に愛されている。そこで今回はエディター陣の心を日々うっとりさせているフレンチフレグランスをピックアップ。

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左から)オレンジパフューム ウォーター、オスマンティウスパフューム ウォーター/ロジェ・ガレ

香りのレイヤーが美しいパフュームウォーター

【出合ったキッカケ】
「20代の頃、取材で知ったのがはじまり。当時、まだ日本には沢山のおしゃれなフレグランスコスメはなく、色鮮やかな薄紙に包まれた石鹸やボディアイテムから香るシトラスやフルーツの香りは新鮮でした。素敵すぎてなかなか使えなかった時代です(笑)」
 
【香りの魅力について】
「1年を通してさりげなく香らせることができる2つの香り。左のスペインアルハンブラ宮殿のオレンジ庭園をイメージした香りは“フレッシュなのに軽くなく、自分も周りも心地よい香り”とSNSで発信したら友人が反応して”買いたくなった”と言ってきたり、“気になってたんですが、いつも何を使っているんですか?”とスタイリストさんに聞かれたり、」周囲に好印象。中国桂林渓谷の楽園に育っているという右のオスマンティウス(金木犀)は、旅をしながら出会った香りをイメージして作られているという話をインタビューで聞いたことがあります。ムービーも素敵です」 
 
【気分に与える影響は?】
  「オスマンティウスは旅をしているときの解放感のように、心を軽くしてくれる感覚が好き。まとうときは手首にひと吹きして耳の後ろに。そしてもうひと吹きは、首の後ろの髪の生え際へ、そっとまといます」
 
【とっておきのエピソード】
「香りというと大人になってからは、オードパルファムくらいの濃さが好みで、精油でつくられたオーガニックな香りを好んでつけた時期もありました。でも、ロジェ&ガレのオレンジウォーターに出合い考えが変化。軽いスタイルでも上質な香料を使いコンポジションが豊かなものがあるんだなという新たな気づきを得ました」

  • Profile:秋田ゆみ子さん
     
    ファーストフレンチフレグランス:ミス ディオール/パルファン・クリスチャン・ディオール、オードトワレならアナイス・アナイス/キャシャレルを高校生の時に。
    フレンチビューティアイコン:ジャンヌ・モロー、アンナ・カリーナ
    あなたにとって香りとは:羅針盤 

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