特集(エディターズPICK)
2016/08/16(火)

エディターが心酔するフレンチフレグランス

連綿と長い歴史や文化を紡いできたフランスの香水は用途やシーン、そして香りのエスプリなど、時代に合わせてその姿を変えながら、今日も人々に愛されている。そこで今回はエディター陣の心を日々うっとりさせているフレンチフレグランスをピックアップ。

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5/7

オリザ ルイ ルグラン  フォワン フレシュマン クープ 1886 オードパルファム 

クラシカルな奥深さが肌に柔らかくマッチ

【出合ったきっかけ】
「ずっと愛用していた香水がまさかの廃盤。4年近いジプシー生活の末、香水企画の仕事で出合ったのがこの香り。まさに引きずっていた前の人をきれいさっぱり忘れさせてくれた運命のパートナーです」
 
【香りの魅力について】
「“フレッシュなグリーン系”というカテゴライズに収まらない奥深さが魅力。底辺に佇むクラシカルで温かなパウダリィ感。軽薄ではない、軽やかさ。このフレグランスは私が理想とする、自分の肌に同化し柔らかく香り立つような“こなれ感”を、つけた瞬間から感じられる稀有な存在です」
 
【気分に与える影響は?】
「気持ちを変えるためではなく、変えないためにつけるのが私にとってのフレグランス。だからつけ終わってようやく「はい、私完成」という感じ。手首&首筋&足首の“3首”に加え、必ずつけるのがお腹。1日の終わりに着替えるとき、服の内側に残っている香りにうっとり浸るのが日課です 」
 
【とっておきのエピソード】 
「人と被らない&常に同じ香りをつけているせいか、パートナーが必ず“私の匂い”と認識してくれます。ふとした瞬間に“あ、君の匂いがする”と言われるのがものすごく好き。とある男性に同じことを言われて、一瞬好きになりそうになったこともありました(笑)」 

  • Profile:稲生京子さん
     
    ファーストフレンチフレグランス:シャリマー/ゲラン
    フレンチビューティアイコン:『突然炎のごとく』のジャンヌ・モロー
    香りとの関係をあらわすなら:服より髪型より口紅より、“美人”にしてくれるもの

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