【ホルモン編】
【3日間】：体内の炎症を抑えてむくみを軽減
「体の機能やホルモン分泌を整えることからはじめましょう。腸内や体内の臓器を休ませつつ、成長ホルモンを促すには軽めの夕食やプチファスティングがおすすめ。また、乱れた血糖値を正常化させるために、にがりやゴーヤ、青汁などの“苦みを感じる食材”を摂取するのもよいですね。また、クリニックでアレルギーチェックを試された方は、自分の体に合わない食材をメインに少しずつ減らしてみましょう。日本人の遺伝子的に分解できる人が少ないとされる小麦粉や乳製品を控えてみるのも◎。体内炎症を抑制し、むくみがとれるだけで体はかなりスッキリ見えるはずですよ」
 
【3週間】：糖質コントロールと筋トレで成長ホルモンの分泌を促す
「この期間では“成長ホルモン・糖質との付き合い方・筋トレ”の３つの柱がポイントになります。成長ホルモンの分泌を抑制するアルコールは極力控え、遅くとも０時までには就寝しましょう。糖質に関しては白米から、海外でライスサラダと呼ばれるほど栄養価が高い雑穀米にチェンジ。成長ホルモンを分泌し、部分脂肪を燃やしてくれる筋トレも毎日１セットでもよいので継続して行うようにしてください」
 
【3カ月】：ホルモンの質を高めてやせ体質に
「3カ月あれば、ボディシェイプのみならず、体質そのものの改善ができます。これに欠かせないのがマグネシウムとビタミンB群。もし食材で迷ったら白いものではなく、黒いものを選ぶことを習慣づけてみてください。体がすっきりしてきたら、ボディエイジングの大きな要因である酸化ストレスにも目を向けてみましょう。カラダの“サビ”ともいわれる酸化ストレスはアルコール、タバコに加えて仕事をはじめとするストレスが大きな要因です。ストレスが多いと代謝を司る甲状腺ホルモンの働きが悪くなります。甲状腺ホルモンの正常化のためにも、リフレッシュの時間を意識してつくることも重要でしょう」