食洗機を使う前に、無駄なことしてない!?
食洗機へ食器を入れる前に下洗いが必要だと思ってない? 実は食べかすは残しておいた方が汚れが落としやすくなるのだとか。今まであまり知られていなかったその理由をさっそくチェック!
3.シンクで下洗いするのは(ついでに言えば食器を手洗いすること自体が)水とエネルギーの無駄使い
もし下洗いにこだわるなら、1年に6000ガロン(約22712リットル)の水を無駄遣いしていることになる。そう伝えるのは、消費者の立場になって考える活動を行なう非営利団体の「コンシュマー・レポート」。最近の省エネ仕様の食洗機は、手洗いにも勝るというのだ。「自然資源保護カウンシル」は、現代の標準の食洗機は3~5ガロン(11~18リットル)の水を使うが、もっとも効率よく手洗いしても8ガロン(30リットル)の水を使ってしまっている。それが“普通”の人(つまりロボット的な動きをしない人)なら、機械で洗うよりも2倍に当たる27ガロン(102リットル)の水を消費してしまっていると言う。もし下洗いが必要な場合があるとすれば、それはすぐに食洗機で洗わないとき。汚れがついた食器を放置すると、微生物が付きやすくなり、長く放置した汚れは洗い落としにくくなるから。しかしそういう時でさえ、食洗機に頑張ってもらうべき。そうすれば、水とエネルギーを無駄にしないくてすむはずだ。フォルテさんは「シンプルに、汚れた食器を食洗機に入れてすすぎモードで回せばOK」と言う。
original text: The Good Housekeeping Web team translation: Midori Oiwa photo : Getty Images
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※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。