エディターMのマイ・ベスト！

「ミニマル」の「ビーン・トゥ・バー チョコレート」

ボンボンもいいけど、やっぱり“板チョコ派”。なかでも、カカオ豆そのもののフルーティさや、さわやかな酸みを感じられるタイプが好みです。そんなチョコレートが買える店を、先日ご近所で発見。昨年12月に東京・富ヶ谷にオープンした「ミニマル」は、世界中からカカオ豆を選び抜いて仕入れ、ショップ奥の自社工房でチョコレートができるまでの全工程を行う “ビーン・トゥ・バー”のチョコレートショップ。 まだ日本ではめずらしいこのスタイルで、“豆の個性”を生かし、カカオ豆本来の味わいや香りを表現することを目指した “板チョコレート”を作っています。全8種類のアイテムにはそれぞれ「フルーティ」や「ビター」といった名前がつけられ、パッケージには特徴を記したカードを添付。そこには、香りのノート、カカオの産地、カカオの含有率から、ローストの温度と時間、カカオ豆の粒子の粗さといった情報まで。好みの味を見つけたら、自分の好きなチョコレートのタイプがわかる？ 私が特に好きだったのは、ローストを控えてフルーティに仕上げた「フルーティ」と、甘みをおさえたシンプルな「ビター」。どちらも、なめらかというよりは粗めの食感で、噛むごとに濃厚なカカオのフルーティな香りが鼻に抜けます。そして、男前なパッケージもクール。
 
「ビーン・トゥ・バー チョコレート」 （ビター、フルーティ）　各￥1,000
問い合わせ先／ミニマル　tel. 03-6322-9998
http://mini-mal.tokyo/