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秋冬の器選びのマイ・ルール

クールな黒とグリーンに、火の気配を感じる器を添えて

東京・吉祥寺で、作家の工芸品を扱う「アウトバウンド」、美しい日用品が揃う「ラウンダバウト」の2軒を営む小林和人さん。「機能だけなら季節ごとに器を変える必要はないかもしれないけれど、意識せずにいても器を変えたくなるのは、器の心に与える作用のおかげかもしれませんね」と話すように、ショップでも、モノの実用的な機能以外に、心に働きかける“モノのもうひとつの役割”を伝えることを大切にしているという。そんな小林さんの秋冬のテーブルは、メンズライクなオリーブグリーンと黒が基調。白いポタージュやゆり根など、冬の食材との色の対比が美しく、また、厚手のフォルムからは温かみが感じられる。そんな食卓のアクセントとなるのは、土そのものの質感が色濃く残る、薪や藁など自然の炎で焼成された器たち。炎の気配が心に働きかけ、食卓に温かさを運んでくれるようだ。

  • 小林和人さん
    作家による工芸品を扱う「アウトバウンド」、美しい日用品が揃う「ラウンダバウト」のオーナー。モノ選びだけでなく、店の空間への設置方法にも反映された審美眼に、根強いファンが多い。著書に『あたらしい日用品』(マイナビ)がある。

「「アウトバウンド」店主・小林和人さんの“器の衣替え”は、オリーブグリーンと黒が主役!」トップへ

photo : Kiichi Fukuda

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