特集 2018/1/10(水)
故ダイアナ元妃は、人知れず違うメニューを食べていた!?

誰も知らない、英国王室の食生活のヒミツ16

イギリス王室とわれら一般市民の食生活を比べると、もっとも大きな違いのひとつは、彼らには専属シェフがいるということ。イギリス王室は大所帯なので、食やワインの好みもそれぞれ異なるはず。彼らの食の好み、知りたくない?

photo : Getty Images

バルモラル城では、王族たちの素顔が見られる
「スコットランドにある別荘・バルモラル城は、王室の皆さまにとっては、ゆっくりとお寛ぎになれる場所だったのでしょう。とてもリラックスされ、楽しんでいるご様子でした。バッキンガム宮殿では、とくにエリザベス女王が多忙を極めていて、我々のキッチンからお住まいまで距離があったこともあり、お目に掛かることはほとんどありませんでした。それが、バルモラル城ではお元気な姿をしょっちゅう拝見できましたよ。フィリップ殿下がバーベキュー料理を作られるときもありました。キッチンにやってきて、『家族の誰かが釣ってきた鮭はあるか? 女王がマーガレット王女といちごを摘んできたので、夕食のときに食べよう』などとお話しされていましたね」

それでも、ディナーは『ダウントン・アビー』並みにフォーマル
「ご一家は、外出着のまま暖炉の近くでアフタヌーンティーをお楽しみになり、夕食のときにはディナー用のお召し物に着替えられます。その様子は、まさに『ダウントン・アビー』のワンシーンのようです。フォーマルな食器類が使われ、食後にはバグパイプ奏者がテーブルの周りを歩いていました」

皇太后には、みんなと違う夕飯時間を伝えていた
「あるとき、皇太后陛下がバルモラル城にいらっしゃったことがありました。夕食は午後8時半に予定されていたのですが、ご一家は皇太后陛下に『午後8時15分からです』お伝えしていて、それでもいつも皇太后陛下が最後に着席されました。つまり、皇太后陛下が遅刻魔だったため、あえて早めの時間をお伝えしていたのです」

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original text : Mehera Bonner translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara

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