特集 2017/8/18(金)
悲劇の死から20年……

ダイアナ元妃の愛した一皿を、専属シェフが大公開!

ダイアナ元妃が自動車事故で悲劇の死を遂げて、今年8月31日で20年。新たな生前のエピソードが報じられる中、妃の日常生活も明らかに! 彼女が好きだったレシピやメニュー、美容のために食べていたものまで王室の元専属シェフのダレン・マグレディ氏が語ってくれた。

イギリスの家庭料理、コテージパイがお気に入り
イギリスでおなじみの家庭料理、コテージパイ。このメニューはダイアナ元妃だけでなく、ウィリアム王子とヘンリー王子も大好きだそう。簡単だけれどおしゃれに見えるので、ギャサリングにもぴったり。
 
「コテージパイ」 4人分
【材料】
コーン油 大さじ2
玉ねぎ(みじん切り) 小2個分(約170g)
牛ひき肉 1と1/2カップ
薄力粉と強力粉を1:1で混ぜたもの 1/3カップ
タイム(乾燥タイプ) 小さじ1~2
水 2カップ
キッチンブーケ(イギリスの調味料。ブラウンソースで代用できる) 大さじ1
ビーフブイヨンのキューブ 2個
ウスターソース 大さじ1
 
・トッピングのマッシュドポテト
じゃがいも(中サイズ。皮をむく) 8個(約900g)
バター 55g
塩 小さじ1
ホワイトペッパー ひとつまみ
ナツメグ ひとつまみ
生クリーム 1/4カップ
卵黄 1個
チェダーチーズ(おろす) 1カップ(チェダーチーズの種類は好みで選んでよい。ちなみにダイアナ元妃は熟成期間の長いものがお好み。王子たち用には熟成期間が短くマイルドなものを使っていたそう)
 
【作り方】
1. 大きな鍋にコーン油を入れて強火で熱し、玉ねぎを入れて柔らかく透明になるまで炒める。牛ひき肉を入れ、スプーンでかき混ぜてほぐす。ピンク色になるまで火が通ったら小麦粉、タイム、水、キッチンブーケ、ブイヨンキューブ、ウスターソースを入れる。
2. 表面にふつふつと泡が浮かぶ程度の弱火にし、ゆっくり30~45分ほど煮詰める。水が少なくなったら火からおろし、ひき肉を耐熱皿に移しておく。
3. 2でスープが残っていたら冷蔵庫に入れておく(パイが完成し食べるときに、温めなおしてかけてもよい)。
4. じゃがいもを大きな鍋に入れ、じゃがいもの上2.5cm程度まで冷たい水を入れる。鍋にふたをして強火で加熱する。沸騰したら弱火にし、20分程度茹でる。じゃがいもにフォークがすっと入るまでやわらかくなったら水を捨て、再び弱火に1~2分かけ水気を飛ばす。ポテトマッシャーで潰す。
5. 潰したじゃがいもにナツメグ、生クリーム、卵黄、バター、塩、ホワイトペッパーを入れマッシュドポテトにする。2のひき肉の上にマッシュドポテトを乗せて覆う。デコレーション用の口金で絞ったり、フォークを使って跡をつけたりして飾るのもおすすめ。
6. マッシュドポテトの上にチェダーチーズをかける。
7. 170℃に予熱したオーブンで20~30分ほど焼く。ポテトがこんがり色づいたら出来上がり。

※1から3までは食べる前日までに仕込みしておいてもOK。調理したひき肉とスープは冷蔵庫で保存しておく。6の段階まで作って、冷蔵庫で保存しておくことも可能。その場合にはラップをし、翌日には焼いて食べるようにすること。

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text : Yoko Nagasaka photo : Getty Images

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