フェロモンUPの掟 その1
3つの栄養素でホルモンバランスを整えるべし
健やかに体内でフェロモンを製造(?)するために何よりも必要なこと、それは「ホルモンバランスを整え、月経の周期リズムを整えること」だと、大島さんは言う。女性は排卵期に最も多くのフェロモンを分泌するので、そのためにも生理の周期を規則正しくして、きちんと排卵&フェロモン分泌が出来るカラダにするのが近道なのだ。有効なのは次の3つの栄養素。まずはたんぱく質。1日に50gは摂ること。1食分で言えば牛肉だと手のひらサイズ1枚、卵だと2個程度で、1食分の3倍を一気に食べるのではなく、食事ごとにバランス良く摂らなきゃダメ。次に、別名「セックスミネラル」とも呼ばれる亜鉛。生殖機能の維持に働く栄養素で、牡蠣やアーモンド、カシューナッツなどに多く含まれる。そしてビタミンE! フェロモン分泌のためだけでなく、キレイの素とも呼ばれるビタミンEを多く含む食品の筆頭格といえば、アボカド。ちょっとカロリーは気になるけれど、フェロモン生成のためにがんばって料理して&食べて!
cooperation : Kikue Oshima photo : セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)courtesy of Mert Alas via Instagram ,Getty Images
※フェロモン研究についてはまだ明確な結果が出ているわけではありません。ここでご紹介している情報は、一般的に言われている情報の総括であり、科学的な効能を保証するわけではないことをご了承ください。
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教えてくれた人~大島菊枝さん/Kikue Oshima
フードコーディネイター、管理栄養士。東京農業大学卒業。研究所での疫学研究を経て料理の道に進む。店舗コーディネートや雑誌のレシピ提案、セミナーなど幅広く活躍中。