特集 2015/3/6(金)
1DAY グルメ・トリップin山梨

ワイン、コーヒー、味噌の手作り! おいしい山梨の楽しみ方

今回は、東京からあっという間の山梨へ1DAYトリップ! 気ままに、グルメ、温泉、名所を楽しむ充実のお散歩旅を、ライターIがレポート。山梨の食文化に精通する料理家で、カフェ「my-an(まいあん)」のオーナーシェフでもある真藤舞衣子さんのナビゲートで、おすすめスポットをたっぷりご紹介します!

御菓子の清水屋(写真左)、「大吟醸粕てら」 ¥1,340(写真右) 
※価格は税込。

さて、味噌を仕込み、お腹も満たされたところで、「my−an(まいあん)」のすぐ隣にある甲州郷土菓子のセレクトショップ「御菓子の清水屋」へちょいとお邪魔を。山梨県出身の作家、林真理子さんのいとこにあたる方が経営するこちらのお店では、オツで洗練された山梨スイーツを求めることができます。おすすめは「大吟醸粕てら」。卵白だけで焼き上げた酒粕入りのカステラは、雪のように真っ白。そしてしっとりふわふわ! 県内でも4軒でしか販売していないという、山梨の知られざる銘菓です。このほか、素材にこだわった特製信玄餅など、甘いもの好きならぜひ立ち寄りたいスポット。
さて、味噌にお菓子、うれしい手みやげを携えて、次なる目的地は「石和温泉駅」!

「日帰り入浴」 大人(中学生) ¥1000、小学生以下 ¥700、「バスタオル」 貸出 ¥200、「タオル」 販売 ¥200 
※価格はすべて税込。

山梨市駅から電車で10分ほどで石和温泉駅に到着。ということは、目的はもちろん温泉! ナビゲーター真藤さんがイチオシするのは「旅館 深雪温泉(みゆきおんせん)」の日帰り入浴。この温泉をおすすめする理由は、絶対的な湯質の良さだとか。なんと、1分間に1415リットルもの温泉が湧き出る自噴源泉を使用。循環、加熱、加水、塩素滅菌を一切施さない、最高の源泉かけ流しなのです! 駅からほど近い「深雪温泉(みゆきおんせん)」は、一見すると市街地の真ん中に位置しているため、「本当にここにそんなにすごい温泉が?」と戸惑うも、いざ入館して大浴場に足を踏み入れるとそこは別世界。静かで落ち着いた秘湯のような佇まい、それでいながら浴槽からは惜し気もなくザバザバとお湯が流れ出しているではありませんか! 早速身を浸してみると、「なんてなめらかなお湯!」と、その柔らかな湯質にびっくり。本物の温泉だけが持つ、体を芯からときほぐすような心地よさに、しばし日常が吹き飛びます……。実は、こちらもグルメスポットのひとつ!? 深雪温泉は飲用できるので、お湯の吹き出し口には、湯呑みが用意されています。しかしてそのお味は、ほんのり硫黄が香る、いかにも体によさそうなミネラルがたっぷりの硬水。ほどよく汗をかいている体には、ちょうどいいアルカリウォーター(深雪温泉はアルカリ性)で、内も外も温泉を満喫できます。30分ばかりの入浴でも体は隅々までほっかほか。もちろん宿泊することもできるので、次回はお泊りコースで、のんびり湯治気分で訪れることにします。
 
>>次は、超人気のコーヒーショップへ!
 
御菓子の清水屋
山梨県山梨市上神内川71-1
tel. 0553-22-0201
不定休
  
旅館 深雪温泉(みゆきおんせん)
山梨県笛吹市石和町市部822
tel. 055-262-4126
営業時間/10:30~15:00(最終入館は14:00まで)
http://www.kanjukunoyu.com/miyuki/
 

2 / 4
1 2 3 4

photos : Irei Hashimoto   text : Shoko Ishiyama   special thanks : Maiko Shindo (my-an)

  • ナビゲーター:真藤舞衣子(しんどう まいこ)さん●アパレル、コンピュータ関連の会社で勤務後、京都の禅寺で1年間生活をし、その後パリへ留学。リッツエスコフィエにてディプロマを取得し、菓子店勤務ののち、2002年に赤坂でカフェ「my−an」をオープンし、独立。6年半営んだ後、ぶどうとワインを作っている夫との結婚を機に山梨へ移住。食育アドアイザー、オーガニックコンシェルジュとしても活動しており、山梨や都内などで料理教室や食育講座、カフェプロデュースを行っている。近著に「ボウルひとつで作れる MUFFIN AND COOKIE」(主婦と生活社)「簡単みそづくりからはじめる カラダがよろこぶ魔法のこうじレシピ」(平凡社)がある。

  • ライターI●北海道出身。料理書などのエディターとして活躍後、2014年より山梨県の河口湖町へ移住。趣味(?)のマンガ制作に打ち込みつつ、フリーライターの仕事を続ける。

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

ELLE PR STORIES

注目ブランドをもっと見る

CONNECT WITH ELLE

グルメ・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト