特集 2015/3/6(金)
1DAY グルメ・トリップin山梨

ワイン、コーヒー、味噌の手作り! おいしい山梨の楽しみ方

今回は、東京からあっという間の山梨へ1DAYトリップ! 気ままに、グルメ、温泉、名所を楽しむ充実のお散歩旅を、ライターIがレポート。山梨の食文化に精通する料理家で、カフェ「my-an(まいあん)」のオーナーシェフでもある真藤舞衣子さんのナビゲートで、おすすめスポットをたっぷりご紹介します!

温泉でほっこりした後は、再び電車にのって山梨の中心地、甲府駅に。駅の真隣には城郭が残り、モダンな建築と歴史的な町並みがナチュラルに融合しています。ここでの目的は、おいしいと評判のコーヒー。北口から徒歩7分と、軽いお散歩で到着したのは、今、山梨で注目を集めるコーヒーショップ&ファクトリー、「AKITO COFFEE(アキトコーヒ−)」。「実は、my-an(まいあん)のコーヒーも、AKITO COFFEE(アキトコーヒー)のコーヒー豆を使用しているんです」と、真藤さん。気鋭の料理家が惚れ込むコーヒーはどんな味? と、期待が募ります。「AKITO COFFEE(アキトコーヒー)」は、店主の丹澤亜希斗さんが、焙煎から抽出まで一貫してひとりで手がけています。メニューは日替わりで、だいたい3種類ほどのコーヒー豆から、ストレート、カプチーノ、エスプレッソなどがチョイスできます。

「コーヒー」 ¥350、「エスプレッソ」 ¥300、「カプチーノ」 ¥380、「ラテ」 ¥400「グアテマラ フロレシア」 ¥350、「パウンドケーキ」 日によって種類が異なる ¥290~、「コーヒー豆」100g ¥600、200g ¥1,100(200g以上でコーヒーを一杯サービス) 
※価格はすべて税込。

「まずはブラックで!」と、グアテマラをオーダー。そのコーヒーの鮮烈さは、コーヒー好きなら必ずインパクトを受ける個性的なもの。香りは良い意味で“とんがっている(他にはない)”のに、味は“まるい(欠点を見いだせない)”。そう、これはまさしくコーヒーという作品であり、アート。丹澤さんが豆選びから抽出方法や器具までのあらゆる点をプロデュースし、全てのプロセスを一貫して手がけることで生まれる工芸品なのです。「AKITO COFFEE(アキトコーヒー)」は基本的に、好みが分かれるサードウェーブテイストのコーヒーではありますが、「浅煎りのコーヒーはちょっと……と、敬遠する人にこそ飲ませてみたい!」と思わせられる高みと完成度。なるほど、山梨に天才焙煎士有。真藤さんが惚れ込むのも納得です! また、「AKITO COFFEE(アキトコーヒー)」自慢のパウンドケーキも、チョコにフルーツにキャラメル……いずれのフレーバーもちょっとカッコイイ、ハンサムなテイスト。コーヒーとの相性はいわずもがなです。
 
>>さあ、シメのワインを飲みに行こう!
 
AKITO COFFEE(アキトコーヒー)
山梨県甲府市武田1-1-13
tel. 055-254-3551
営業時間/7:30~18:00 土曜、日曜は10:00~18:00
定休日/月曜

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photos : Irei Hashimoto   text : Shoko Ishiyama   special thanks : Maiko Shindo (my-an)

  • ナビゲーター:真藤舞衣子(しんどう まいこ)さん●アパレル、コンピュータ関連の会社で勤務後、京都の禅寺で1年間生活をし、その後パリへ留学。リッツエスコフィエにてディプロマを取得し、菓子店勤務ののち、2002年に赤坂でカフェ「my−an」をオープンし、独立。6年半営んだ後、ぶどうとワインを作っている夫との結婚を機に山梨へ移住。食育アドアイザー、オーガニックコンシェルジュとしても活動しており、山梨や都内などで料理教室や食育講座、カフェプロデュースを行っている。近著に「ボウルひとつで作れる MUFFIN AND COOKIE」(主婦と生活社)「簡単みそづくりからはじめる カラダがよろこぶ魔法のこうじレシピ」(平凡社)がある。

  • ライターI●北海道出身。料理書などのエディターとして活躍後、2014年より山梨県の河口湖町へ移住。趣味(?)のマンガ制作に打ち込みつつ、フリーライターの仕事を続ける。

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