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2017/01/16(月)
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Brone Daskeviciene

伝統織物を作り続ける、リトアニアの素敵なおばあさん

「リンクティニェス織」という、リトアニアの伝統織物を、何十年も作り続けているおばあさんがいる。それがこちらのBrone Daskeviciene(ブローネ・ダシュキャヴィチェニェ)さん。「結婚式などの儀式には、いまでもこの織物が使われます。私はもう、小さなころから織り方を習って作っていたから、何十年になるかしらね」。かつては大学などでも教えていたというおばあさんが織る帯は、配色が鮮やかで緻密。「年をとって目は弱くなっているけれど、長年やってきたから手が覚えているのよ」

祝い事などのときには、文字や特別な模様を入れることも。儀式で使う帯などのほか、テーブルセンターや小物もつくる。「ヘアアクセサリーにしても素敵よ」と、茶目っ気たっぷりでキュートなおばあさん。

Galerija Zidinysで伝統衣装を見る

さて、せっかく織物のおばあさんに会ったのなら、少し足をのばして民族衣装の展示館に行ってみては? 「Galerija Zidinys」には、リトアニアの伝統衣装が展示してある。織物、刺繍など、とても細かく美しい模様の衣装は、祭りやイベントの時などには実際に着られることもあるそう。糸をつむいで色合いを考え、丁寧に織り上げた衣装は、どこか日本の着物にも通じる深みがある。リトアニアに行った日本人が「なんとなく懐かしい感じ」を覚えるのは、こういう小さな共通点がたくさんあるからかもしれない。

photos : Yukako Hiramatsu  cooperation : Republic of Lithuania State Department of Tourism  special thanks : Asami Kuchio

  • ※1ユーロ=約122円(2017年1月現在)

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