Vilniaus Puodziu Cechas
アーティストの作品を陶芸工房で直買い!?
旧市街の東、川を越えたところにある、その名も「ウジュピス共和国」。“国”、といってももちろん独立国家ではないのだが、かつて労働者や職人が住んでいたエリアに、現在はアーティストたちが多くアトリエを構え、「芸術共和国」として宣言したとか。そのウジュピス地区で訪ねたのが、小さな陶芸工房、Vilniaus Puodziu Cechas(ヴィリニュアス・ポアジュ・セハス)。
中では職人が土をこね、せっせと器を作っている。定期的に勉強会を開いて古い器の研究などもしているのだという。アトリエの棚には皿や器などが並べてあり、購入することができる。
素焼きのものやナチュラルな色の釉薬をかけた器も多いが、なかには鮮やかな彩の皿や植物モチーフの模様を配したものも。価格は3ユーロ程度からと、これまたリーズナブル。ひとつひとつ手作りなので、気に入ったものに出合えたらそれは“買い”かも!? ユニークなものが多いので、器好きには楽しい場所に違いない。
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Vilniaus Puodziu Cechas
Užupio g. 9/ Paupio g. 2- 20, Vilnius
tel. +370.659.99040
photos : Yukako Hiramatsu cooperation : Republic of Lithuania State Department of Tourism special thanks : Asami Kuchio
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※1ユーロ=約122円(2017年1月現在)