香港の“憧れディナー”は話題の3大フレンチで!
2018/01/19(金)
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Ta Vie 旅(たび)

香港は言わずと知れたグルメシティー。この街で舌の肥えたグルマンたちが注目し続けている店が、香港島の中環にある「Ta Vi 旅」だ。昨年12月に発表されたミシュランの香港・マカオ版では1つ星から2つ星を獲得。「アジアのベストレストラン50」では33位にランクイン。今、香港で最も勢いのあるフレンチだ。

フレンチの技法だけでなく、香港、中華をはじめとするアジア各国、日本などの調理法を料理にプラス。いろいろなテイストを加えてもただのフュージョンにならないのは、佐藤シェフが伝統にしっかりと重きを置いているから。

このレストランの店名を聞いて連想するのが日本語の旅。シェフが日本通か? と、思うかもしれないけど、実は「Ta Vi」を率いているのが、日本人シェフの佐藤秀明さんだ。「Ta Vi」で味わえるのはフレンチだが、洗練されたその料理からは日本料理で味わえるような品がにじみ出ている。それもそのはず、佐藤シェフはフレンチの世界で10年以上腕を磨いたのち、日本料理の伝統と基礎を学ぶために、日本料理の名店「龍吟」に弟子入り。すぐに頭角を表し、2012年「龍吟」が香港へ進出した際の調理長に抜擢された、実力の持ち主だ。

旬の食材を使用しているので、メニューは季節によって変化するのも「Tavi」の醍醐味だ。

その後、佐藤シェフは香港で独立。2015年に「Ta Vi」をオープンさせた。まだ店を開いて2年半なのに、多くのファンに支持されているその理由は、唯一無ニの料理を味わえるから。フレンチと日本料理の調理法で引き出した素材のおいしさに、日本料理で得た季節感とシンプルさに各国のテイストを巧みにプラスすることで、他では味わえない一皿が生まれる。

佐藤さんは香港で活躍している日本人シェフの代表格。香港の市場を自ら巡って食材を調達、慎重な食材選びでクオリティの高い料理を作り続けている。

魅力は料理だけに留まらない。注目すべきは料理とお茶の「ティーペアリング」。水出しすることで繊細な味を際立たせた玉露やプーアール茶は、シンプルな料理の味をより魅力的に引き立てる。その組み合わせに感激すること間違いなし。

香港島のなかでも一番賑わっている中環にはあるとは思えないほど落ち着いた雰囲気の店内は、時が過ぎるのも忘れてしまいそうだ。

「Ta Vi」はその名の通り、訪れる人々を新たなおいしさのステージへ誘ってくれる、そんな店なのだ。

  • Ta Vie 旅(たび)
    2/F, The Pottinger, 74 Queen’s Road Central, Central, Hong Kong
    最寄り駅/MTR中環駅
    tel. +852-2668-6488
    営業時間/ランチ12:00~13:30L.O.、ディナー9:00~21:30L.O.
    定休日/日曜 ※月曜はディナーのみ営業
    ディナー/HK$450、HK$790、HK$1,880
    ディナー/HK$1,880
    http://tavie.com.hk/

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