「詰め方上手」でお弁当マスターに!
2017/03/15(水)
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さぁ、お弁当箱におかずを詰めてみよう!

まずは「センターおかず」を確保セヨ!
詰めるときの最初の一歩は、「華やかで形のしっかりしたものを中心に置く」こと。メインのおかずだったりきれいな色の飾りむすびだったり、そこはどうぞご自由に。今回神田さんがセンターに据えたのは、千切りにした赤かぶの漬け物をくるりと巻いて花に見立て、小さくむすんだおにぎりにのせただけの飾りむすび。

「しっかり系おかず」で隅を固める
次に詰めていくのは、割と形がしっかりしたおかずの数々。もしバランスが悪いと思ってもすぐに動かせるよう、水分を多く含まないおかずたちのことだ。詰める際、色の似ているおかずが隣同士にならないように配慮すると、仕上がりはさらにキレイに。ここでは、4つの飾りむすびを詰めた後に、鶏肉団子を並べて入れ、枕型に切っただし巻き卵を斜めに2等分して入れた。

「汁気のあるもの」を詰める時は覚悟を決めて
ここまでの作業なら、まだやり直しがきく。でも、「汁気の多いおかず」を詰めてしまったら、ある程度詰め込み弁当は完成するので、ここからはちょっと気合いを入れて(でも失敗を恐れすぎちゃダメ!)。メインのおかずを詰めたあとは、2種類の変わりきんぴらをイン。比較的汁気が少ない「じゃがいものきんぴら」はそのまま詰め、少し水分がある「パプリカと牛肉のきんぴら」は、笹の葉を筒状に巻いた“枠”を置いて、その中に詰めることで彩りも美しくきちんとまとまり、隣に置いた飾りむすびにも汁気や色が移らない。この技、ぜひ試してみて。

「すき間を埋める名脇役」で一気に箱の中が華やかに
あとひと息で詰め込み弁当は完成! ここでおおいにモノを言うのが、「すきまの名おかず」である「茹で野菜しょうゆ洗い」だ。見た目は彩りの美しいただの茹で野菜ながら、ほんのりしょうゆの香ばしさが漂う重要な役割の野菜たち。菜の花やヤングコーン、さやえんどうなど、細長くてバランスの悪いものは、「立てかけるように置くのがコツです」と神田さん。また、種類ごとに向きを揃えて入れるとなおさらキレイに。花のようなヤングコーンの断面や、麦穂のようなアスパラガスなど、野菜が見せる表情もビジュアル系弁当の重要素だ。

「彩り野菜の飾り抜き」で完全無欠のお弁当が完成!
この時点で、すでに十分美しい詰め込み弁当に見えるけれど、最後に極め付け、「彩り野菜の飾り抜き」の出番! 「すきま名おかず」として使い勝手抜群の、だいこんの花びら、茹でかぼちゃの蝶などを散らすだけで、まるで料亭みたいな仕上がりに大変身。飾り抜き型がない場合は、シンプルに丸く切っただけ、もしくは三角形や六角形にナイフで切り出したものを散らしても、幾何学的なデザイン弁当になるのでぜひやってみて。

photo : Mino Inoue  cooking : Kaco Kanda

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