リーン・ロゼのスピリットを体現するデザイナーが、 縁の深い日本を再訪!
リーン・ロゼからソファ「MCD」やデスク「KOYA」など数々の製品を発表しているマリー・クリスティーン・ドルネルがエル・デコ デザインウォークの期間中に来日した。親日家の彼女にブランドとの関係や自身のクリエイティビティについて尋ねてみた。
マリー・クリスティーン・ドルネル インタビュー
自身のデザイン活動について
世界中を旅して回っていた30年前に偶然日本を訪れ、1年間滞在しながらもの作りをしたという異色の経歴を持つマリー・クリスティーン・ドルネル。
「日本には2週間だけ滞在する予定でした。パリの友達が、当時イデーを立ち上げて間もなかった黒崎輝男さんを紹介してくれたんです。イデーはその後フィリップ・スタルクやマーク・ニューソンと仕事するようになりましたが、当時デザイナーは私だけ。そこで発表した『ORIGAMI COLLECTION』がイデーの初コレクションになりました」
90年代後半からはロンドンのRCAで教鞭をとる一方で、デザイナーとしても活躍。2008年にはパリに自身の事務所を立ち上げ、現在は空間デザインを中心に多彩な仕事を手掛けている。
「東京は変化が凄く早い街だけれど、昔も今も同じくらい大好きです。パリは観光都市ですから、皆が期待する昔のパリ像を保たなくてはならないこともあり、全然変わりませんから。それもまた好きなんですけどね」
photos : KENSHU SANNOHE text : SHIYO YAMASHITA
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リーン・ロゼ東京
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