リーン・ロゼのスピリットを体現するデザイナーが、 縁の深い日本を再訪!
リーン・ロゼからソファ「MCD」やデスク「KOYA」など数々の製品を発表しているマリー・クリスティーン・ドルネルがエル・デコ デザインウォークの期間中に来日した。親日家の彼女にブランドとの関係や自身のクリエイティビティについて尋ねてみた。
マリー・クリスティーン・ドルネル インタビュー
リーン・ロゼとのコラボレーションについて
「昔からリーン・ロゼに憧れていて、ロゼ・ファミリーの一員になりたいと思っていたの。だから、ミッシェル・ロゼ社長から声が掛かった時には“是非やらせてください!”と即答したんです」
そう話すドルネルがリーン・ロゼで初めての製品、ガラスの天板を持つテーブル「Crush」を手がけたのはロンドン時代のこと。パリに戻ってからはコンスタントに新作のプロダクトを手掛けている。ソファ「MCD」は、自身の頭文字を冠した自信作。建築的なフォルムと座り心地のバランスが絶妙だ。
「社会の現状がデザインに直結している家具がソファ。今は不景気だしいろいろと難しい時代だから、人々は家に帰ったら安心したい。安心できるソファには2種類あり、1つはこの『MCD』みたいに包まれるような感じが楽しめるハイバックのもの、もう1つは丸みがあってソフトなベッドのようなもの。現在、後者のタイプのソファもデザインしているところです」
photos : KENSHU SANNOHE text : SHIYO YAMASHITA
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リーン・ロゼ東京
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