リーン・ロゼのスピリットを体現するデザイナーが、 縁の深い日本を再訪!
リーン・ロゼからソファ「MCD」やデスク「KOYA」など数々の製品を発表しているマリー・クリスティーン・ドルネルがエル・デコ デザインウォークの期間中に来日した。親日家の彼女にブランドとの関係や自身のクリエイティビティについて尋ねてみた。
マリー・クリスティーン・ドルネル インタビュー
ロゼ社社長ミッシェル・ロゼ氏からのコメント
「マリー・クリスティーンのことを初めて知ったのは、今から29年前。彼女が表紙を飾ったデザイン雑誌を見た時のことです。彼女の佇まいと手がけるデザインがあまりに美しかったので、ずっと頭に残っていたんですよ」と笑顔を見せるのは、ロゼ社のミッシェル・ロゼ社長。彼女の才能を認め、その仕事ぶりには深い信頼を寄せている。
「15年ほど前から仕事していますが、本格的に一緒に製品開発をするようになったのは彼女がパリに戻ってきてから。今では幅広く、さまざまなタイプのコレクションを手掛けてもらっています」
二人が話している様子は非常に楽しそう。デザインについてはもちろん、いろいろなことをとことん話し合える関係なのだそうだ。
「マリー・クリスティーンの強みはインテリアを理解していること。空間全体の中で製品を捉えることができるんです。彼女は素材や色のことはもちろん、ショップでの展示やカタログでのシーン作りに至るまで、最後までフォローしてくれるので非常に心強いですね」
来年早々発表される次のコレクションがますます楽しみになってくる!
photos : KENSHU SANNOHE text : SHIYO YAMASHITA
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リーン・ロゼ東京
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