リーン・ロゼのスピリットを体現するデザイナーが、 縁の深い日本を再訪！
リーン・ロゼからソファ「MCD」やデスク「KOYA」など数々の製品を発表しているマリー・クリスティーン・ドルネルがエル・デコ デザインウォークの期間中に来日した。親日家の彼女にブランドとの関係や自身のクリエイティビティについて尋ねてみた。
マリー・クリスティーン・ドルネル インタビュー
自身の作品について
「日本で最初にデザインした時に意識したのが、光が当たるところと影になるところの関係性。伝統的な素材を使ってシンプルなフォルムの家具を作ることには当時から興味がありました」と話すドルネル。2004年には日本とフランスの職人と協働、「One Shape Collection」を発表、そのなかのひとつだったサイドテーブルはリーン・ロゼから製品化され、人気を博している。
「私のデザインは大抵の場合、素材からスタートします。ガラス、金属、竹、木、石……素材によってフォルムは変わってきますよね。京都の竹細工職人や、金沢の陶磁器職人と協働した『One Shape』は、そんな私の考え方を代表するようなコレクションでした。手掛けたことのない素材は世の中にたくさんあるので、どんどん挑戦していきたいと思っています。日本でもまたもの作りをしてみたい。陶磁器もやりたいし、竹にも再チャレンジしたいですね。和紙や石、苔にも興味があります」
ソファ「MCD」右￥570,000～ 左￥370,000～／共にリーン・ロゼ東京
photos : KENSHU SANNOHE text : SHIYO YAMASHITA
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リーン・ロゼ東京
東京都港区六本木3-17-10 六本木デュープレックスタワー 1F
tel.03-5549-9012
営業時間/11:00～19:00
定休日/水曜