「日陰にいた私を見ててくれた」
「日陰にいた私を見ててくれた」/『プリティ・プリンセス』
さえない女子高生がある日プリンセスに!? という、大人の女性にはちょっぴりファンタジックすぎる題材ではあるけれど、そこには大人になると忘れがちな大切なこと──外見や肩書きではなく、ありのままを愛してくれる人こそが自分にとって大切な人だというメッセージがある。ジェノヴィア国の王位継承者である事実を知らされ、素晴らしい女性に変身していくヒロインのミアを演じるのは、いまやハリウッドを代表する女優のひとりとなったアン・ハサウェイ。『プラダを着た悪魔』での華麗な変身ぶりもいいけれど、映画デビューとなるこの『プリティ・プリンセス』こそ女優アン・ハサウェイの原点。
「日陰にいた私を見ててくれた」。「なぜ僕を選んだの?」というマイケルの問いに対するミアの答え。プリンセスになる前から自分を想ってくれていたマイケルの気持ちに気づいたことがミアの女としての成長!
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『プリティ・プリンセス』(The Princess Diaries)
2001年
ブルーレイ ¥2,500 発売中
監督/ゲイリー・マーシャル
出演/アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース、ロバート・シュワルツマン
販売元/ウォルト・ディズニー・ジャパン
問い合わせ先/
ウォルト・ディズニ―・スタジオ・ジャパン
http://www.disney.co.jp/movies/
text : Rie Shintani