「私は夫のそばにいます」
「私は夫のそばにいます」/『マリー・アントワネット』
女性は美しいもの、キラキラと輝くものに弱い生き物。そんな女性の感性をとことん刺激してくれるのが、ソフィア・コッポラ監督が描く『マリー・アントワネット』。実際にアントワネットが暮らしたヴェルサイユ宮殿で撮影している美しさは圧倒的で、アントワネットが身につける衣裳の華やかさは見ているだけで女性を幸せにしてくれるはず。また、マリー・アントワネットと言えば自由奔放でワガママなイメージが強いけれど、なぜ着飾ることに夢中になったのか? なぜ豪遊に夢中になったのか? それが寂しさゆえ、未熟ゆえだとしたら……愛されることがどれほど大切なことなのかを実感。
女子的シネマ名言は「私は夫のそばにいます」。怒りがマックスになった民衆がバスチーユ牢獄を襲撃したときにアントワネット(キルスティン・ダンスト)が放った堂々たる一言。
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『マリー・アントワネット』(Marie Antoinette)
2006年
DVD ¥3,990 発売中
監督/ソフィア・コッポラ
出演/キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、アーシア・アルジェント
発売・販売元/東北新社
商品に関する問い合わせ先/東北新社カスタマーサポートセンター
tel. 03-5217-0161(月~金10:00~17:00 ※13:00~14:00を除く)
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text : Rie Shintani