世界的写真家、ロベール・ドアノー氏の孫娘が語る「祖父の愛したパリ」
『パリ市庁舎前のキス』(1950年)で名高いフランスの写真家、ロベール・ドアノー氏。パリのストリートで毎日のようにカメラを構えていたというドアノーは、1994年の没後も世界中で愛され続け、日本国内でも展覧会が複数回開催されるほどの人気。今なお色あせない彼の貴重なプライベートフォトとともに、孫娘の仏ジャーナリスト、クレモンティーヌ・ドルディルさんが「祖父と私」「変わらぬパリの魅力」そして大好きな東京についても特別に語ってくれた。
Q3 あなたにとって、そしてあなたの家族にとっておじいさんはどんな存在でしたか?
好奇心旺盛、親切、寛大、他人に気を遣う、物事のサインを見逃さない、謙虚、上手にユーモアを使いこなし、どんな状況も乗り越えられる。周りを幸せにする。祖父はそんな人でした。
Q4 パリジェンヌにとって、ドアノーさんはどんな存在ですか?
彼女たちの「過去」ではないでしょうか。時が経つにつれて、パリジェンヌの記憶の番人となり、写真を通じて彼女らの人生、ストーリー、幼少期などを蘇らせているのだと思います。多くの人が祖父の写真に共感するのは、彼が「幸せ」の瞬間を捉えているからです。彼の目的は「喜び」を表現することでした。
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ロベール・ドアノー 写真と朗読でつづる自伝的試み
開催日時/2015年10月14日(水)14:30~17:00(開場14:00)
場所/早稲田大学小野講堂
東京都新宿区西早稲田1-6-1
入場無料
http://www.contact-tokyo.com/information/20150901-kanren-roudoku/
Photo : Yusuke Kinaka、GettyImages
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ビストロ「Le Select(ル・セレクト)」
パリ6区 モンパルナス通り99番地
ビストロ「Les Negociants(レ・ネゴシアン)」
パリ18区 ランベール通り27番地
ビストロ「Terminus Chatelet(テルミニュス・シャトレ)」
パリ1区 デ・ラヴァンディエール サント・オポルチュンヌ通り5番地
フォトギャラリー「Camera Obscura(カメラ・オブスキュラ)」
パリ14区 ラスパイユ通り268番地
ビュット・ショーモン公園
パリ19区 ボッツァリス通り1番地
ロベール・ドアノー著/堀江敏幸訳/2010年刊行
http://getsuyosha.jp/kikan/doisneau.html