次の会社でどんなステップアップをしたいかを考えよう
転職の動機にポジティブな要素はある? もし転職理由が“不満”しかないとしたら、適職に出会うのは難しいかも。なぜなら、会社があなたを採用するメリットがないから。新たなビジョンが生まれた、より高いスキルを求められる仕事がしたい、新卒のときには叶えられなかったけれどやりたい仕事がある……など、前向きな動機を見つけておくことは、転職活動がスムーズになるだけでなく、転職後も長く仕事のモチベーションを保つ助けに。
「エージェントに小さいことでも相談して、自分が今後の人生で何をしたいのかを明確にした後に、転職活動を行った。その結果、希望通りの国際的な環境で働けるようになり、そのなかで自然とキャリアアップを考えた仕事をできている(Yさん/30代前半・マーチャンダイザー・転職2回)」「他の人と同じことをやっていたら同じ結果になる可能性は高いし、仕事柄、既存のものしか作れないと思った。最終的になりたい立場、生活を考えて、それを実践している人がいなければ相談しつつ、逆算して最短経路をいくことを常に考えて転職先を選んだので後悔することが少ない(Nさん/20代後半・編集者・転職3回)」
Text: YURICO YOSHINO Photo: Getty