18禁官能ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」が今盛り上がる理由8
2017/08/16(水)
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このシーンのどこからどこまでがCGでしょうか? さあ、みんなで考えよう!

Photo: Aflo

理由その8:1話の制作費、約11億円

なんといっても観るべき理由として外せないのが、映画以上のクオリティ。N○Kはじめ世界中の放送局が真似して結局大失敗している戦国ファンタジーものは、やっぱり映像の質が命。かけているお金は1話1000万ドル(約11億円)。スタッフの質も段違いだし、世界40カ国くらいでロケしているし、CGの映像も技術もすごいし、当然と言えば当然。
 
でも実はこの予算、シーズン6を終えて2570万人の視聴者を得たドラマしては結構お安め。視聴者1900万人数えるエミー賞常連のコメディ、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」と比べると1時間あたりの予算は半分以下。主要出演者の多くはハリウッド俳優にくらべて格段にギャランティが安い英国俳優やその他欧州の俳優で、ロケ地もヨーロッパが多いので移動費も安くつき、その分の資金を制作費に回せていることが成功の秘訣と見られている。
 
CGかと思えば実在の場所だったり、ロケかと思えば全部CGだったりと、虚構の現実の差があいまいになってくるこの作品は、小さな画面だけでなく大きなスクリーンでの鑑賞にも耐えるもの。今は映画界が大スクリーンでないと味わえない表現がどれだけできるかを追求している時代。そこにテレビドラマからアプローチをしている一歩先ゆく作品と言えそう。

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