ティファニー・ハディッシュとマヤ・ルドルフ、今年のオスカーは「ソー・ブラック」?
長編アニメ賞と短編映画賞のプレゼンターとしてステージに現れたのはコメディ女優のティファニー・ハディッシュとマヤ・ルドルフもこれまでの白人主流のアカデミー賞を批判。「みんなが何を考えているのか知ってる」と言い始めたティファニー。「今年のオスカーは黒人が多すぎない? って思ってる人もいるでしょ? 大丈夫。今バックステージにいたけれど、これから白人がたくさん登場するから」。
ちなみに2人は「ヒールを履くのに疲れちゃった」と言いながらスリッパ姿で登場。乱暴な口調で黒人英語を話したり、洗練されているとは言えない大げさなジェスチャーで笑いを取る場面も! 気取った”白人風”のスピーチやプレゼンテーションの対極を行くような演出をわざわざして見せたのも、彼女たち流の多様性の主張かも?
text: Yoko Nagasaka