2012/10/31(水)
>
<
5/5
なぜか画商にウケがいいカラフルアート
シルヴェスター・スタローン
35年以上も趣味で絵画を描き続けているというスライ。昨年、その集大成となる個展をスイスのサンモリッツにあるグムルジンスカ・ガラリエで行ったが、素人目にもなぜ画商がつくのが不思議な作品ばかり。パブロ・ピカソとゲルハルト・リヒターにインスパイアされたという画風はかなりカラフルで人目を引くとはいえ、趣味の域を出ていないのは一目瞭然。しかも映画『ロッキー』に出演中の自分を描いた自画像なんて、失笑もの。誰がどこに飾りたいのか?
ラスベガスの大物カジノ・オーナー、スティーブ・ウィンが3年前にスライの絵を4万ドルで購入したというエピソードもあるけど、彼は芸術的センスが皆無と評判だからなぁ。アーティストとしての肩書きがほしいのなら、売りつける人も考えなきゃね。
text : Peaches
-
セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!