トップシェフが指摘! 3大卵料理を作るときに犯しがちな9つの間違いとは?
食卓でおなじみの卵料理たち。これならちゃちゃっと作れる、という人が大多数かもしれないけれど、そのプロセスで初歩的なミスを犯している人が意外に多いのだとか。そういわれると、自分がちゃんと作れているのかが不安になってきたという人は、ぜひチェックして!
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ポーチドエッグ
1.新鮮な卵を使用しない
完璧なポーチドエッグを作るには、新鮮な卵が欠かせないとシェイさんは強調する。
「卵が古くなるにつれて白身が水っぽくなり、熱湯に入れたときに黄身から離れやすくなってしまいます」
2.いきなり熱湯の中に入れる
卵はまず小さなボウルなどに割り入れ、それを鍋に入れることは “鉄則中の鉄則” だと断言するシェイさん。こうすると、卵の鮮度もチェックできるという。
「もしも少し古い卵を使うのであれば、すくい網を使ったり、卵を割った殻に何度か移動させたりして、白身の水っぽい部分を捨ててください」
3.白ワインビネガーを入れすぎる
ポーチドエッグを作るとき、白身に早く火が通るようにと白ワインビネガーを熱湯に加える人が多いけれど、これについてもシェイさんは注意を促す。
「やりすぎてしまうと、白身が固まっているのに、黄身に十分に火が通らないという状況になってしまいます」
4.沸騰中の熱湯を使う
シェイさんによると、沸騰し続ける熱湯を使って調理するのも重大なNG行為だそう。なぜなら、表面に出る大きな気泡によって、白身がうまくまとめられないから。お湯の状態としては、コトコトと煮立つくらいがベスト。
「そうすれば、卵にゆっくりと火が通るので、白身の扱いやすくなりますよ」
original text : Victoria Chandler translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images