特集 2014/6/20(金)

カリフォルニアの銘醸地、ナパ・ヴァレー。ワイン・ラヴァーならその名はもちろん知っているはずだ。収量が少なく、ゆえに日本に入ってくる数もそれほど多くないナパのワインが、なぜこうまで愛されるのか……。その秘密を探りにナパ・ヴァレーを訪ねてきた。知れば知るほど、好きになる(!?)、ナパ・ヴァレーの「ちょっといい話」。東京でナパ・ワインが飲める店もあわせてご紹介!

店内は、静かな音楽が流れ、落ち着いた雰囲気が漂う。

大人の街、新橋の隠れ家バー
 
新橋駅から徒歩3分。賑やかな通りに面したビルの6階に、カリフォルニアワインの専門店があるのをご存知? ここ、「ワイン蔵@TOKYO」にはカリフォルニアワインが常時350種類ほどあり、なかでもナパ・ヴァレーについては、いわゆる「カルトワイン」からカジュアルなものまで、厳選したラインナップが「通」の間でも話題だという。「18時からオープンしているので、仕事帰りの女性が1人で来てアペリティフにワインを1杯、という姿も見かけます」と話すのは、ソムリエの古川清則さん。グラスワインは白を5種類、赤を7~8種類(それぞれ¥1,300~)ほど用意してあり、日によってワインの銘柄が違うという。1日の終わりのご褒美にナパのワインを楽しむ、そんな大人の贅沢が楽しめる空間だ。

グラスワインは白5種類、赤は7~8種類グラスワインは1300円~

グラスワインは、白5種類、赤7~8種類、¥1,300~。日によってラインナップが違い、運がよければレアなワインに出合えることも!

ナパ・ワインの魅力について、古川さんはこう言う。「ナパのワインは、品種のバリエーションが広く、また、栽培される畑の場所によっても味わいが異なるので、非常に多様性があります。ワインづくりの過程ひとつひとつに丁寧に取り組んでいるからか、劣化することも少なく、ソムリエとしては安心して提供することができるのが嬉しいですね」。客席からガラス越しに見えるセラーには、ナパ・ヴァレーの有名銘柄がちらほらと見える。「お客様のなかには、実際にナパ・ヴァレーを訪れたことがある、という方がたくさんいらっしゃいます。思い出のワインを飲みたい、とリクエストがあれば、グラスで用意していないものでもお出しします」。ナパを訪れたときの楽しい記憶を、1杯のワインでもっと素敵な思い出に……そんなちょっとした心遣いが嬉しいからか、リピーターも多いという。

食前酒や、食後のワインタイムを過ごすために訪れる客が多いこの店では、ワインを引き立てるためのおつまみもやっぱり大人味が人気。左は、レモン風味の砂肝のコンフィ。ハーブとレモンの香りが絶妙で、ワインがぐんぐん進みそうだ。右はチーズの盛り合わせ。何種類か用意してあるなかから好みのチーズを選べる。静かにワインを楽しみながら、極上のつまみをちびちびと。大人の街でワインと過ごす至福の時間。ひとりの小さな贅沢を堪能してはいかが?
 
●ワイン蔵@TOKYOの店舗情報はこちら

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Photo : Gaku Yamaya(PATINA STELLA), Kanoko Yasuoka(Waingura@TOKYO) Special thanks : Napa Valley Vintners

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