特集 2014/6/20(金)

カリフォルニアの銘醸地、ナパ・ヴァレー。ワイン・ラヴァーならその名はもちろん知っているはずだ。収量が少なく、ゆえに日本に入ってくる数もそれほど多くないナパのワインが、なぜこうまで愛されるのか……。その秘密を探りにナパ・ヴァレーを訪ねてきた。知れば知るほど、好きになる(!?)、ナパ・ヴァレーの「ちょっといい話」。東京でナパ・ワインが飲める店もあわせてご紹介!

カリフォルニアの空気を感じるレストラン
 
渋谷にあるレストラン、PATINASTELLAは、2013年にオープンしたモダンアメリカン・クイジーヌのレストランで、カリフォルニア、特にナパ・ヴァレーのワインのラインナップが豊富だ。広いダイニングルームでのランチやディナーコースのほか、入口近くのカウンターでは、ワインやカクテルを気軽に楽しむことができる。「ふらっと立ち寄って、ワインとアラカルト1品だけ楽しまれる方も多いですよ。渋谷という土地柄、待ち合わせに使われる方もいらっしゃいますし、食事の後の1杯に立ち寄る方もあります」と、エグゼクティブ・ソムリエの渡邊倫孝さん。女性1人でも気兼ねなく入れそうなオープンな雰囲気が嬉しい。

左:レストランではボトルでのオーダーが多いというが、グラスワインも毎日10種類程度用意してあり、カウンターで気軽に楽しめるのが嬉しい。右:エグゼクティブ・ソムリエの渡邊倫孝さん。

 

「ナパのワインは常に50種類近くを揃えています。カリフォルニアのなかでもナパ・ヴァレーには特別の思い入れのある方が多く、銘柄を指定されるお客さまもいらっしゃいます。リストにないものも用意してあるので、好みのものや飲みたいものをまずはご相談ください」と、渡邊さん。グラスでは¥1,200程度から、ボトルは¥6,000台から、高いものは数十万円のものまであるという。
渡邊さんにナパ・ヴァレーのワインの魅力は? とたずねると、「カリフォルニアの中でも、ナパは特別な場所です。ヨーロッパでいう“特級畑”のような、すばらしい条件のそろった場所も多く、研究熱心で丁寧なつくり手がそろっていますから、おどろくほど質の高いワインがたくさんあります。いろんな料理に合わせやすいところも魅力。ワインのプロの間では、ナパのワインは今後もっとクオリティが上がっていくと言われているので、ますます注目されると思います」。

「グリーンなワイン」と言われるナパ・ヴァレーのワインには、素材の良さを存分に楽しめる料理がふさわしい。PATINASTELLAのエグゼクティブ・シェフ、杉浦仁志さんが今回紹介してくれたのはこちらの2品。「マンゴーで巻いたタラバ蟹とライムのアソートメント」(左)は、ナパ・ヴァレーの白ワイン、ソーヴィニヨン・ブランなどのすっきりしたタイプに。「骨付きリブロースのローストと季節野菜」(右)は、ナパの赤、カヴェルネ・ソーヴィニヨンに合わせて作っていただいた。「ナパのワインは、料理とのマッチングを考えるのも楽しくて、個人的にも大好き。ほかにもいろいろなメニューをそろえているので、ぜひ試してください」。広々とした店内で、カリフォルニアの空気を感じながらナパのワインを楽しんで!
 
●PATINASTELLAの店舗情報はこちら
●杉浦シェフのパーティ料理レシピはこちら
 
>>次ページでは、大人のワインバーをご紹介!
 

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Photo : Gaku Yamaya(PATINA STELLA), Kanoko Yasuoka(Waingura@TOKYO) Special thanks : Napa Valley Vintners

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