デンマーク人に学ぶ、もっとヒュッゲになる方法とは?
欧米で大ブームを巻き起こし、日本でも話題になっているデンマークの心地いい暮らし方「ヒュッゲ」。キャンドルを灯したり、暖炉やブランケットで身体を温めたり、ホットドリンクを飲んだりして、温かくほっこり過ごすイメージのあるヒュッゲだけど、デンマークの人たちは普段どんなライフスタイルを送っているの?
ポリッジを作る
ポリッジ(オートミールのミルク粥)を作って器に盛り、カップ1杯のお茶を用意すれば、家族との絆を強める「ヒュッゲ」タイムの準備はOK。
ポリッジは、デンマークでは単なる朝食にとどまらず、夕食にも登場するメニュー。シナモンやりんごをトッピングして食べるオートミールは、冬場に体を温めるのにも最適(かつ簡単!)な食事になる。
季節に合わせた着こなしをする
“この世に悪い天気など存在しない。ただ悪い服装があるだけ”。
デンマーク人は、イギリス人の登山家で作家の故アルフレッド・ウェインライトが残したこのセリフを座右の銘としているそう。
傘を持ち合わせていないときに雨に降られたり、オープントゥのサンダルを履いているときに水たまりに足を踏み入れてしまったり、冷房の設定温度をちょっと変えただけで寒気を感じたりしてしまったら、デンマーク人に倣って季節に合わせた着こなしをすればいい。冬には重ね着をする、防水性のコートを着る、レインブーツを履く……などなど。季節に合わせた着こなしをするデンマーク人は、明らかにいつもご機嫌だから。
original text : Katie O'Malley translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images