デンマーク人に学ぶ、もっとヒュッゲになる方法とは?
欧米で大ブームを巻き起こし、日本でも話題になっているデンマークの心地いい暮らし方「ヒュッゲ」。キャンドルを灯したり、暖炉やブランケットで身体を温めたり、ホットドリンクを飲んだりして、温かくほっこり過ごすイメージのあるヒュッゲだけど、デンマークの人たちは普段どんなライフスタイルを送っているの?
ティビアキスを焼いてみる
表面にポピーシードをちりばめたデンマーク発祥のデニッシュパン「ティビアキス」。こちらは、デンマークの人たちにとってイタリア人のパスタ的存在。デンマーク人は毎年10kg近くのパンやケーキを食べているそう。デンマークでは、デニッシュはオーストリアのウィーン生まれだとされていることから「ヴィナーボズ(ウィーン風パン)」とも呼ばれ、彼らの幸福度の高さにデニッシュが一役買っていることは間違いなさそう。
「ヒュッゲ」の考え方を占めるのは、自分にとって楽しいと感じられることを思い切り堪能し、楽しむことを否定しないということ。今度時間ができたら、バター入りの生地を使ってポピーシードをトッピングしたティビアキスをぜひ焼いて食べてみて。そうすれば、「ヒュッゲ」なお食事タイムが楽しめるはず。
どこにでも自転車で行く
世界でもっとも国民の幸福度が高い国のひとつとして知られるデンマークは、大の自転車好きという国民性。コペンハーゲンには、人口以上の台数の自転車が存在していて、街中には全長400km近くの自転車専用車線が張り巡らされているとか。
運動は脳内のドーパミン(「幸せホルモン」)レベルを上昇させてくれるので、心拍数を上げて新鮮な空気を味わうために、少なくとも2時間半は有酸素運動を行うことを心掛けて。
original text : Katie O'Malley translation : Rubicon Solutions, Inc cooperation : Yuko Ehara photo : Getty Images